関ジャニ∞・渋谷すばるの脱退は“事務所崩落”の前兆か? テレビ局の「ジャニーズ離れ」が始まる!?
#出版 #元木昌彦 #週刊誌スクープ大賞
記者が、夜な夜な女性と飲んでいる時に、「おっぱい触っていい?」「キスしたい」などと発言していると聞くが、と問うと、
福田 何を失礼なことを言っているんだ。誰がそんなことを言っているんだよ!
記者は何度も、仮に証言や証拠が出て来たらどうしますか? と問いつめ、それが出て来たら責任を取るのかと迫る。
福田 ないものは責任取りようがないだろう。ないんだから。ないんだって、ないんだって言ってるだろう! いい加減にしろよ、ホントに。
この報道について聞かれた麻生財務相は、明らかにセクハラ発言だといいながら、処分はしないといい張った。
だが一聞は百読にしかず。デジタル版の「デイリー新潮」で音声を流したから、ワイドショーなども含めて、このセクハラ音声が日本中に流れたのである。
毎日新聞も4月14日の「社説」でこう書いた。
「安倍政権が掲げる『すべての女性が輝く社会づくり』に、泥を塗るような疑惑ではないか。
財務省の福田淳一事務次官が女性記者にセクハラ発言を繰り返していたと、週刊新潮が報じた。森友問題に関し質問する記者に、『浮気しよう』『触っていい?』などと露骨な性的表現を度々使ったという。被害者は複数いるとも伝えられる。
麻生氏の国会での答弁によると、福田氏は『私的な立場でいろいろな相手と会話し、一つ一つのやりとりは定かではない』と釈明したという。果たしてそうだろうか。(中略)
記者が福田氏と会って話すのは、それが仕事だからだ。政治家を除けば省内で最高位の事務次官に取材するのは私的なやりとりではない。
麻生氏は記者会見で『(週刊誌の記事には)いつ、誰がということを一切書いていないし、合成して作っている可能性も十分にあり得る』と疑問を投げかけた。しかし、だからこそ、徹底した調査が必要なのではないか。麻生氏は一方で、『(報道が)事実ならセクハラという意味でアウト』とも述べているのである」
財務省もこう発表したと、朝日新聞DIGITAL(4月16日13時33分)が報じている。
「財務省は16日、福田氏からの聞き取り調査の結果を発表した。福田氏は『女性記者との間でこのようなやりとりをしたことはない』と事実関係を否定している。辞任しない考えも示した。財務省は外部の弁護士に委託し、調査を続ける方針も発表。記者クラブの加盟各社に対し、各社の女性記者の調査への協力を要請した」
麻生や福田は恥の上塗りをしているということがわからない。
福田は、これは事実無根の記事であるとして、新潮を提訴する準備を進めていると語っている。
だが、こうしたセクハラのやりとり、この記者だけではないことは記事を読めばわかる。さらなる証言を新潮は次号で発表するに違いない。
また、女性記者が名乗り出るかもしれない。そうなれば、福田も麻生も同罪である。
引き際が潔くないのは、安倍と似ている。「不徳の致すところ」といって、さっさと辞めたほうが身のためだと思うのだが、この発言の真贋問題、どちらのいい分が正しいのか、まだまだ余震は続きそうである。
【巻末付録】
今週は、現代の袋とじ、「解散翌年に撮影された門外不出の写真を独占入手! ピンク・レディ MIE 24歳の秘蔵ヌード」に尽きる。
私もMIEのファンだった。彼女のセクシー&ボイッシュな魅力に魅せられて、テレビを見ていた。
この写真集、露出度はさほどではないが、発売されたときは飛んで買いに行ったものだった。
彼女のバストトップが透けて見えるのに、ドキドキしたものである。
月日はあっという間に過ぎ、彼女も還暦になるという。
7月6日には、東京目黒の「BLUES ALLEY JAPAN」でライブをやるそうである。
これは見に行かなくてはなるまい。
ポストの袋とじは「一般女性100人のヘアヌード」。これは25年前に五味彬という写真家が撮影し、発表された写真集で『Yellows 2.0』と名付けられた。
確かにこれがヘア・ヌードのきっかけになった。私もこれを見て、すごいものが出たと思ったものだった。
五味は、ヘアの処理をこうしたといっている。
「印刷過程でモザイクを入れるのも野暮ったくて不本意なので、自分でプリントした写真のヘア部分に白いポスターカラーを塗り、粗いスクラッチのような処理を施しました」
あの時代に、こういうものが出版されたことに驚き、感激したものだ。
まさにヘアに歴史ありだ。だが今週は現代のMIEが最高。現代の勝ちだ。
(文=元木昌彦)
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