関ジャニ∞・渋谷すばるの脱退は“事務所崩落”の前兆か? テレビ局の「ジャニーズ離れ」が始まる!?
#出版 #元木昌彦 #週刊誌スクープ大賞
フライデーが「関ジャニ∞」の人気者、渋谷すばるが脱退するというスクープをものにした。なんでも、ボーカリストとして独り立ちしたいというのだ。
「嵐」に次ぐ人気グループだけに、もし脱退されたらと、ジャニーズ事務所は大騒ぎだそうだ。
こちらもSMAP解散以後、ツキが落ちてきているようである。
デイリースポーツ(4月16日付)がこう伝えている。
「渋谷が『海外を拠点に生活していきたいので、事務所を辞めたい』と意志を事務所に伝えたのは今年の2月15日。今年8月からCDデビュー15年目に入るタイミングでの事態にメンバー、スタッフは戸惑いを隠せず、説得のためメンバー全員で2回協議した。
4月上旬まで話し合いは続き、4月10日を最終的な話し合いの期限に設定したが、結果的に『海外で音楽を学びたい』という思いに変わりはなく、他のメンバー6人も受け入れた。
脱退と退所を漠然と考え始めたのは『35歳を過ぎたぐらいから。人生半分ぐらい来たのかなとぼんやり考え始めたのが最初』だといい、意志が固まったのは『今年の1月あたり』だと振り返った。脱退後は海外で、音楽の学校に通うことを考えており、『英語を取得したい』という思いから英語圏での活動を想定しているという。事務所やグループに在籍しながらそうした活動はできないのかとの質問に『自分だけの責任でどこまでやれるかということに今後の人生をかけてみたいということです』と言い切った。また、こうした質問はメンバーからの説得でもぶつけられたが、渋谷の意志は変わらなかった。また、バラエティー番組の出演を嫌ったという点には『責任を持って否定させていただきます』と笑顔で語った」
もはや、ジャニーズ事務所の天下ではなくなった。事務所にペコペコへつらっていたテレビ局はどうするのだろう。
一斉にジャニーズ事務所離れをするのだろうか。
今週の第1位は財務省のトップ、事務次官のセクハラ発言をスクープした新潮の記事だ。
だが、財務省はいつからこんなろくでもない役所になってしまったのか。新潮の「財務事務次官のセクハラ音源」を読みながらそう考えた。
福田淳一次官は、1982年に東大法学部を卒業して大蔵省へ入っている。同じ入省年度には、森友学園問題で追及されている迫田英典、佐川宣寿がおり、98年に大蔵省汚職で逮捕された榊原隆(証券局総務課課長補佐・当時)もいる。
榊原は、大蔵・財務の歴史を通じて、戦後、唯一逮捕されたキャリア職員である。明らかに人材のいない年であったようだ。
新潮によると、福田は入省時点ではトップの評価を受けていなかったという。だが、よくいわれるように、次官になるのは、バリバリ仕事をやる人間ではなく、仕事はそつなくこなすが目立たない、マイナス点のつかない平々凡々とした人間が漁夫の利を得ることが多い。
この福田氏、麻雀で培った動物的な勝負感で、危機を察知し回避して生き残ってきた人物のようである。
だが困ったことに、この福田なる人物、取材に来る女性記者に対してセクハラ的言動がひどくて、「被害者の会ができるんじゃないですか」(財務省職員)といわれているのだ。
大手紙の記者は、彼氏はいるのかと聞かれ、いると答えると、どれくらいセックスをしているのかといわれた。
テレビ局の記者は、深夜に電話があって、ネチネチ過去の男のことを聞かれた。別の大手紙の記者は、キスしていい? は当たり前で、ホテルへ行こうといわれた記者もいると話す。
呆れ果てた言動だが、女性の側も我慢ばかりはしていない。財務省担当の30代の女性記者が、福田に呼び出され、彼の自宅近くのバーでのやりとりを「録音」していたのである。一部を紹介しよう。
記者 財務省と森友学園、どうなんですかね。
福田 今日ね、今日ね……抱きしめていい?
記者 ダメですよ。
福田 いいじゃん。(中略)
記者 福田さんは引責辞任はないですよね?
福田 もちろんやめないよ。だから浮気しようね。
記者 今回の森友案件で、一番大変だったことってなんですか?
福田 いろいろ大変だったけど、これからがうんこだから。胸触っていい?
記者 ダメですよ。
福田 手しばっていい?
記者 そういうことホントやめてください。
セクハラ発言が接続語のように用いられ、ついには、
「キスしたいんですけど。すごく好きになっちゃったんだけど……おっぱい触らせて。綺麗だ、綺麗だ、綺麗だ」
と、畳みかける。新潮は、4月9日、福田が愛犬と家を出てきたところを直撃している。
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