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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム > 週刊誌スクープ大賞  > 小室圭さんの警護に「年間6,000万」
週刊誌スクープ大賞

眞子さまと“婚約延期”の小室圭さん、警護に使われる税金は「年間6,000万円」!

 新潮で、ビートたけしやたけし軍団の連中から「裏切り者」と罵声を浴びている、「オフィス北野」の森昌行社長(65)が告白している。

 今回のビートたけしの独立騒動も、当初は、愛人と作った事務所へ移る身勝手なたけしへの批判が出たが、その後、森社長を含めたオフィスのスタッフの高給や、やる気のなさがたけしや軍団の連中から次々に指弾された。

 森は、このままでは自分が私利私欲のために会社をいいように使ったということが真相だとなってしまう。それは事実と異なると思い、話すことを決めたという。

 森は、たけしの知らないところで、筆頭株主になっていたという批判に対して、これは26年も前の話で、当然たけしにも報告した。それが証拠に、たけしの妻も「主人が知らないわけないでしょ」といっていたという。

 それはそうだろう。これはたけしや軍団のいい分がおかしい。

 自分の役員報酬1億円が高いといわれるが、自分はやることをやってきたので、法外に高いとは思わない。

 新人でも年収500万、少し経てば800万円ももらえるというのは高すぎるといわれるが、森は、この業界はいつ何が起きるかわからないから、経営がうまくいき、黒字が出ている時は従業員への給与や賞与はなるべく多くする。それが従業員のモチベーションにつながるはずだという。

 これについては、たけしや軍団側が、仕事しない奴が高給をもらいすぎる、たけし以外に売れっ子を育てられなかったではないかといっているが、こっちの方が正論ではないか。

 昨年9月の決算で500万円程の赤字を計上したが、これは、映画『アウトレイジ 最終章』の製作費が出て行ったが、映画の売り上げが入ってくるのは半年ほど後になるので、自然に解消される。これは森のいう通りであろう。

 驚くのは、昨年4月からたけしの愛人の事務所へすべて振り込むようになった時、事務所とたけしの取り分が「3対7」だったのを「2・5対7・5」にするように要求され、呑むしかなかったと語っていることだ。

 その後、さらに「1対9」にするよういってきたそうだ。これはいくらなんでもやりすぎだと思う。

 オフィス北野の売り上げの8割を占めていたたけしが独立して、規模を縮小しながら、どう会社を存続させていくかというときに、軍団が、森は汚い、不正があると騒ぎ立てて、何が解決するのか、会社や彼らにどんなメリットがあるのか、理解できかねるともいっている。

 森は「たけしさん、軍団とは30年間一緒にやってきました。なぜ私ひとりを悪者にし、しかも誰も得をしないこのタイミングで公然と私の批判を展開したのか。底知れぬ虚しさを覚えます」と心の内を吐露している。

 だが、森が責められるべきは、たけしの一枚看板でしかやってこなかったことだろう。売れっ子もいつかはいなくなる。小泉今日子やローラのように、いくら手塩にかけても独立してしまうタレントもいる。

 いつかは必ず来るその日に備えていなかった。経営者としては甘かったといわれても致し方ないだろう。

 私は、立川談志さんが、弟がやっていた事務所から離れて息子のところへ移った経緯をつぶさに見ている。

 その事務所の稼ぎ頭がいなくなれば、小さな事務所は潰れてしまうが、そこには立川志らくという売れっ子がいたから、何とか存続できた。その志らくも今は離れてナベプロに所属しているが、これまで培ってきた落語家とのつながりで、細々だが頑張っている。

 こうした森のいい分に、ポストでたけしが、北野オフィスの幹部連中がたけし軍団に仕事をとってこれるかというと、難しいだろうとバッサリ。

 30年間オイラにおんぶにだっこして、そういう努力をして来なかったのだから。そういうやり方が気に入らないから、たけしは出たので、それ以外の理由はないといい切っている。

 なんとか存続していくことが決まった北野オフィスだが、これからも茨の道のようだ。

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