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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 寺門ジモンを全く茶化さない太田雄貴

寺門ジモンを従順にリスペクトするフェンシング銀メダリスト・太田雄貴……ジモンが全く茶化されない不思議な風景

■太田の婚姻届の証人になっていた寺門ジモン

 

 太田がジモンに頭が上がらない理由は、もう一つある。昨年12月にTBS・笹川友里アナウンサーとの結婚を発表した太田だが、この2人を結びつけたのはジモンらしいのだ。

太田 今の妻ともともと友だちで、僕は一方的に好意があったんですけど、相手にされてなくて。そしたら、ジモンさんが出演したイベントに、レポーターとして彼女が行って。

ジモン 「太田君、知ってる? 俺、知ってるんだけど」って話になって。共通の友だちとして、太田君の名前が上がったんだよ。

太田 それで「雄貴君、今日ジモンさんにお会いしました。よろしくお伝えください」って連絡が入って。

ジモン 初めて相手側から電話があったのが、寺門ジモンきっかけだったんだよね。

 なんと、2人の婚姻届の証人もジモンが務めているという。ジモン自身は、独身なのに……。

 

■ジモンを全く茶化さない純粋な弟子・太田

 

 この日の対決でジモンはお好み焼き屋へ太田を連れ出し、同店の絶品焼きそばを紹介している。師匠自慢の一品を食し、「うわお! おぉ~、これはうまい!」と身悶えする弟子・太田。師匠の面目躍如といったところだろうか。

 エンディングで「ジモンさんと、いつかテレビ出てみたいと思っていたので、ムチャクチャうれしいです!」と、太田は素直に師匠への敬意を表していた。五輪2大会連続銀メダリストがリアクション芸人に見せる平身低頭な態度には、いささか面食らってしまう。ちょっと過剰にも思えるリスペクトっぷりだが、体育会系だからと思えば合点もいくだろうか。

 料理を媒介に、ジモンへのいじりを前面に押し出す『寺門ジモンの取材拒否の店』。ジモンの本分は、やはりあちらにあると思うが、純粋にリスペクトされるだけのジモンの姿も新鮮である。それも、芸能界の垢にまみれていない弟子・太田雄貴あってこそ形になったものなのだが。

 今回のような立ち位置のジモンも、意外にアリか。リアクション芸人×五輪メダリストの掛け合いで起こったケミストリーだ。
(文=寺西ジャジューカ)

最終更新:2018/04/09 22:30
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