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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム  > 「コンビニ戦争」ファミマ軍が優勢?
ホントにうまいのか? 珍級グルメハンター第86回

「コンビニ戦争」は、すでに始まっている!? ばくだん有するファミマ軍が優勢か

山下清もびっくり! もはや定番となりつつある……。

《飽食から美食に変わったニッポングルメ。ラーメンだってカレーだってスイーツだって、おいしくて当然の時代! でも、目でも楽しめたらもっとおいしくない!? そんな変なグルメ、おもしろグルメを探訪する! B級グルメなんて恐れ多い。珍級グルメ、いただきま~す!!》

 最近、コンビニがきな臭くなってきているのを感じないか? というのは……オムライスに味噌カツ、ポーク玉子にチャーハン、鶏から、チキン南蛮……。

 どう、腹へってきた?

 チキンライスに炙り焼きソーセージ、炙りサーモン、カツカレー……。

 どうだどうだ、もう口の中はヨダレで充満しているんじゃないの~!?

 ベーコンエッグに、エビマヨ、ツナマヨ、ベーコンマヨに海苔弁まで……。

 もう、ハラのグー音とヨダレで恥ずかしいくらいだろ!? もうおわかりのように、これは、コンビニの棚に並ぶ変わり種おにぎりの種類である。

 さるかに合戦の昔から、おにぎりといえば、梅干し、おかか、塩むすびが定番で、日本が誇る携行食であり、楽しみなお弁当でもあった。それがいつの間にか、ファミレスのメニュー並みに種類が豊富になり、もはや「コンビニ変わり種おにぎり戦争」と言えるほどの事態に発展しているのだっ!!

 そこで経緯を調べてみると、意外なことがわかった。どうやら、コンビニおにぎり戦争の発端は、高知県から始まったようだ。

 高知県には昔から「ばくだんおにぎり」という大きなおにぎりを食べる食文化があり、そのばくだんおにぎりを、コンビニの「スリーエフ」が店内で調理して販売していたという。現在ではスリーエフはローソンに変わり、高知県内のローソン限定で販売されていたものが、全国の各コンビニに広まったようだ(諸説あり)。

 筆者のイメージでは「ばくだんおにぎりといえば、サークルKサンクスが放ったばくだんむすび牛カルビ&豚生姜焼&鶏唐揚や、ばくだんおにぎり唐揚げと豚生姜マヨなどが争いの発端かと思っていただけに予想外ではあった。

 現在では、セブンイレブンがロースかつ丼おにぎり(期間限定)や旨辛鳥唐揚げおむすびという丼系で応戦すれば、サークルKサンクスを手中に収めたファミリーマートからは、苔弁風おむすびおかか入りや、味噌カツおむすびというマジ弁当風でさらなる追撃がなされた。

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