「瓜田純士に勝ったら10万円」対戦相手大募集! “キング・オブ・アウトロー”が『THE OUTSIDER』に帰ってきた!!
#インタビュー #THE OUTSIDER #瓜田純士
――当時は人間関係のトラブルも多かったですよね。
瓜田 仲良くなりかけた人に対し、変に噛みついたり、襟首をつかむようなマネをしたりという習性がありましたからね。あれもいま思えば全部、相手の信頼を見たかったんですよ。リングスの前田さんに何度か噛みついたのも、そういう動機でした。
――人間不信だったんでしょうか?
瓜田 結局、実の父親からの愛情が一切なかったんで、他人との関係に、親子のような絆を求めてしまっていたんですね。5回10回噛みついても、本当の親子だったら見捨てずに向き合ってくれる。でも俺が癇癪を起こして噛みついた相手は、たいていギブアップする。「あいつ、面倒だからイヤだ」と。ってことはおまえ、俺の面倒なんてハナから見れねえんじゃねえかと思っちゃう。少しでも人生を預けてみようかなと思う相手には、変にケンカを売ったりして、こいつは信頼できる人間かどうかを試していたところがありました。相手からすれば、迷惑な話ですけどね(笑)。そうやって多くの人間関係を壊し続けて、孤立無援になりかけていた頃にいまの嫁と知り合って、彼女から愛情をたくさん注いでもらって、俺はようやく真人間に戻ることができた。いまひと通り、人間関係だったり生き方だったりが落ち着いたんですよ。いま俺を襲ってくる奴はいないし、俺が「あの野郎!」って思う奴もいない。人として本当に落ち着いてきています。
――そんな折、今回のオファーが舞い込んだわけですね。
瓜田 実はオファーが来る前から、よく頭の中でこんなことを考えていたんですよ。もしアウトサイダーの立ち上げ当初にいまみたいな自分だったら、追い出されるようなマネもしなかったし、真面目にそこにいることもできたのにな、とか。いまだったら前田さんに頭を下げることもできるのにな、とか。やはりそれだけアウトサイダーは魅力的な場所でしたから。アウトサイダーに戻れなくでもいいから、眩しく輝いているアウトサイダー時代のライバルたちに、「俺も頑張っているぜ!」と、どこかで主張できる場所はないだろうか、と模索し続けるここ数年でした。
――その思いをこれまで口外しなかったのは、なぜですか?
瓜田 なんでかというと、自分が一番やりたいことだから。やっぱ男だから、戦う世界にいたいじゃないですか。でもそこに身を置けない自分が悔しくて、あえてアウトサイダーの話題は避けていたんですよ。
――なるほど。
瓜田 だけど、自分の人生の中でいい行いを重ねて、徳を積んでいく中で、何か夫婦の健康とか利益以外で、旦那の俺だけのワガガマが一つ叶うなら、「アウトサイダーに戻りたい」と迷わず答えられるぐらい、実は心の奥底でずっとカムバックを願っていたんですよ。2年前から体を鍛え始めたり、8ヶ月前から格闘技のジムに通い始めたりしたのも、「いつかそういう日が来たときのために」と無意識に準備していたのかもしれません。そこへ今回の話が舞い込んだわけだから、そりゃもう飛びつくに決まっていますよね。
――いま編集部に電話で確認したところ、当日の瓜田さんの試合は、「瓜田純士に勝ったら10万円」というスペシャルマッチになるそうです。10万円の賞金はサイゾー社が用意。瓜田さんの対戦相手はこれからリングスのサイトで募集し、書類選考で残った4人が当日、3分1ラウンドのトーナメントを行い、勝ち上がった1人が瓜田さんへの挑戦権を得る、というシステムになりそうです。
瓜田 面白そうですね! でも俺が勝った場合、賞金はどうなるんですか?
――瓜田さんのものです。
瓜田 10万円。多いのか少ないのか微妙な額だけど、俺を倒したい奴らは奮って応募してほしいですね。もちろん、返り討ちにしてやりますけど。
――体重は65~70キロを予定。試合はストライキング戦(キックボクシングルール)で、瓜田さんの試合は3分2ラウンドを予定。「判定勝ち」でも、勝ちは勝ちだそうです。
瓜田 まあ、判定はないんじゃないでしょうか。いまの俺は自分史上最強ですから、相手をリングに沈めてやりますよ。
――最後に、今回の試合に向けた抱負を語ってください。
瓜田 過去の俺は、いろんなところに不義理を働きつつ、鍛えもせずに酔っ払った状態で、真面目にやっている奴らを冷やかすみたいな戦いをしてきました。それはそれで話題になってよかったんですけど、その生き方を俺自身がもう大嫌いになっているんですよ。当時の写真は見たくもないです。情けないから。でも今度のアウトサイダーでは、昔の俺とは180度違う、本当に強い瓜田純士を見せるつもりです。これは、対戦相手をブッ倒す戦いであると同時に、過去の自分を葬り去る戦いでもある。いままで俺の試合はネットとかでさんざんバカにされてきたけど、もう誰にもバカにさせないです。それぐらい変わったと思っていますんで、新生・瓜田純士をぜひ見に来てください。
* * *
ゴールデンウィークの初日を飾るゴールデンマッチ。試合会場は、新宿フェイス。まさに“新宿の顔”である瓜田の復活劇を見逃すな!
(取材・文=岡林敬太/撮影=おひよ)
【サイゾー presents『瓜田に勝ったら10万円!』選手募集】
瓜田選手に闘いを挑みたいという猛者は、以下のエントリーページより、「応募大会」欄から「瓜田チャレンジ」を選択し、必要事項を埋めてください。
エントリーはこちらから!※募集は終了しました。
●応募資格
年齢:16~35歳まで。プロでの試合経験が3試合以上の方は出場できません。
ただし、主催者が定めるドクターチェック、さらに戦績などを考慮した上で、大会実行委員長、レフェリーの判断のもと、36歳以上でも出場が認められる場合があります。詳しくはリングス事務局までご連絡ください。
(03-3461-6698 月~金 11:00~17:00)
体重制限:65-70キロ
ルール:ストライキング戦(キックボクシングルール)。以下のページを参照してください。
http://www.rings.co.jp/archives/28658
試合当日、最大3試合を戦う可能性あり
(1、2試合目は3分1ラウンド、瓜田選手戦のみ3分2ラウンド。ただし、詳細が変更される可能性があります)
【数量限定、「瓜田応援チケット」チケットを販売!】
瓜田純士が出場する『THE OUTSIDER 実験リーグ』を盛り上げるべく、日刊サイゾーでは、お得な「瓜田応援チケット」を発売中。以下の方法でチケットを購入すれば、瓜田純士のサイン入りの「THE OUTSIDER特製Tシャツ」(定価4,500円)が漏れなく特典として付いてくる。コイツを会場で身にまとい、瓜田に熱い声援を送ろう!
応援チケット希望者は、outsider@cyzo.com宛に、「氏名」「住所」「電話番号」「チケット枚数」「Tシャツのサイズ(S、M、Lより選択)」を明記したメールをお送りください。宅急便の代金引換サービス(手数料はお客様負担)にて、チケットとTシャツをお送りします。
●料金=全席自由席6,000円(ワンドリンク付)
●ご希望のサイズのTシャツに瓜田選手自身がサインを入れてくれます
●発送は、主催者であるリングス事務局が行います
●代金引換のため、枚数分のチケット料金は宅急便の配達員にお支払ください
●数量限定のため、予定数に達し次第、販売終了となります
【大会名】THE OUTSIDER 実験リーグ
【会場】新宿フェイス
【開催日時】2018年4月28日(土)13:00開場 14:00試合開始予定
※大会概要、選手募集、チケット情報などの詳細についてはリングス公式サイト(http://www.rings.co.jp)でご確認ください。
イープラスでもチケット発売中
http://sort.eplus.jp/sys/T1U14P0010843P006001P002256947P0030001
※瓜田純士の人生相談「No problem」
https://kinngofoutlow.jimdo.com
※日刊サイゾーでは瓜田純士の最新情報をほぼ月イチペースでお届けしています。
https://www.cyzo.com/cat8/outlaw_charisma/
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