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日刊サイゾー トップ > カルチャー  > 鉄道のまち「津山」を歩く

ショボイ? いや、見どころは多いぞ? 一点豪華主義で攻める鉄道のまち「津山」を歩く

 もともと、津山の繁華街というのは、駅を降りてから川を渡って、徒歩10分のところに広がっている。そちらのほうにも観光ポイントはたくさんあるのだが、鉄道を目当てに来た客が、そちらまで出向くかといえば疑問。

とにかく人がいない津山市街。ゴーストタウンというものを体験したい人には、まずこのあたりを歩くことをおすすめ
そんな中で、まだ営業中の饅頭屋。筆者が高校生の頃は老夫婦がやってたが代替わりした様子。常連客も「ここは美味しい」と20コとか買っていた

 大和ミュージアムあたりは芋洗いなのに、商店街は閑散としている呉の街と同じような現象を危惧するところだ。

 とはいえ、この街は歩くだけの価値がある。

 かつての繁栄をしのばせつつも、時が止まったような商店街。そして、無数の剥製が並び「珍スポット」として知られる「つやま自然のふしぎ館」など見どころは満載だ。

完全に珍スポットとして開き直っている感じが。確かに、こんな迫力で魅せる博物館は全国にもそんなにない
今では輸入できない剥製がいっぱいあるし、なぜ背景にプテラノドンが飛んでるのかとか。撮影し放題なので、楽しめます
つやま自然のふしぎ館は初代館長が自ら標本になっているというスゴイ博物館。いつの間にか珍スポットとしてメジャーになっていた

 1台しか製造されなかったDE50形ディーゼル機関車を目当てに、遠くは北海道からも観光客がやってくる「鉄道のまち」として知名度を上げつつある津山。一周終わった感じの面白さをウリにすれば、もっと観光客がやってきそうな雰囲気である。
(文=昼間たかし)

最終更新:2018/04/04 21:00
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