眞子さまとの縁談“暗礁”の小室圭さん、いまだに「SP付き通勤」も「周囲は誰も気づかない……」
#週刊誌 #元木昌彦 #週刊誌スクープ大賞
このところ、安倍親衛隊の連中の評判が極めて悪い。
和田政宗参院議員が太田充理財局長に「安倍政権を貶めるために意図的に変な答弁をしているのか」と詰問して批判されたり、前川喜平前文科省事務次官を呼んだ学校に対して、文科省に調査しろと命じた赤池誠章参院議員、池田佳隆衆院議員など、恥ずかしすぎる言動が多くみられるが、結局は、安倍首相の考えを忖度して、引き上げてもらおうとしているので、「親衛隊の跳梁跋扈は安倍首相自身が生み出している」(政治部デスク)のだと批判している。
新潮誌上では、安倍のライバル一番手である石破茂元幹事長が、安倍のいっている「憲法九条の加憲案」は禍根を残すと批判している。
彼がいうのは、憲法九条2項を残したままでは、日本の抑止力は1ミリも向上しないのに、「安倍総裁は、『今回の“加憲案”なら今までと何も変わりません』と言って国民を安心させようとしています。でも、私は逆に『何も変わらなくていいんですか』と聞きたい。何も変わらないのなら、どうしてそんなに急いで改憲する必要があるのか」と難じている。
メディアと世論に追い詰められている安倍首相だが、なんとかこの窮地から抜け出し、岸信介おじいちゃんの悲願だった、憲法改正をやるために三選を成し遂げようと、5月に解散・総選挙へ打って出るのではないかと、ポストが報じている。
そんなバカなこととは思うが、普通の神経ではない安倍のことだから、まったくあり得ない話ではないのだろう。
退陣に追い込むためには、安倍昭恵の証人喚問を、野党だけではなく、自民党の中からも声を上げていく必要がある。
それができなければ、この男、佐川の証人喚問が終わった後、いけしゃあしゃあと「あとは国民の皆様が判断することだ」といい放ったように、外国へ逃げてしばらく戻らず、ほとぼりの冷めるのを待つ気なのかもしれない。
佐川の証人喚問で、安倍官邸の指示で文書が書き換えられた可能性が明確になってきたが、大阪地検特捜部の動きがどうなるのか気になる。
ポストによれば、その指揮を執るのは、酒豪としても知られ、初の女性特捜部長になった山本真千子氏だという。
独身で化粧気はなく、赤ちょうちんで呑むのが好きな女性検事で、文書改ざん事件をどう解明していくのか気になるが、そこへ、さらなる援軍が来たというのである。
リニア事件捜査が一段落した東京地検特捜部が、大阪地検特捜部と合同で、財務省本省へ強制捜査に入るという情報が流れているというのだ。
さらに、財務省サイドから、「文書改竄にあたって、官邸と財務省本省の間で書き換えと文面の調整が行われていた。窓口となったのは双方の中堅キャリアだった」という不穏な情報が流れ出したという。
山本特捜部長が、この事件を解明してくれれば、「女性活躍社会」を提唱している安倍首相の期待にも答えることになる。
頑張っていただこうじゃないか。
さて、佐川宣寿前財務省理財局長の証人喚問をテレビで見ていてこう考えた。
なんの根拠も示さず、安倍首相、昭恵夫人の関与はなかったといい切るまでには、官邸と佐川氏との間で、激しやり取りがあったに違いないと。
佐川氏は、安倍親衛隊の一人である丸川珠代議員の「安倍首相や昭恵夫人の関与はなかったのですね」という問いかけに、反射的に「ございませんでした」と答えることで、早々に「佐川は全力で2人を守るつもりだ」というイメージをつくりあげた。
このひと言は、佐川の残りの人生を安倍たちが保証することと引き換えだったに違いない。彼は、安倍に対して「口約束ではなく、一筆書いてくれ」と要求したのではないか。
官僚として歩んできた彼の人生を自らが否定し、人間としてもそしりを免れない発言をするからには、それぐらいの取引はあったはずだと、佐川氏の表情や目の動き、答弁の仕方を見ていてそう思った。
これで禊は済んだとしたかった安倍首相だが、次の日の各紙の論調は「問題の深さをいっそう印象づけた」(朝日新聞)「佐川氏の不自然な証言がむしろ疑念を深めた」(毎日新聞)「改ざんなどの指示の有無や背景など核心部分の究明にはつながらなかった」(読売新聞)という見方が大勢だった。
今週の週刊誌も、ややヒステリックではないかと思えるほど、安倍昭恵に対する雑言が並んでいる。
「安倍政権『暗黒支配』と昭恵夫人の嘘を暴く」(週刊文春)「安倍昭恵を引きずり出せ!」(アサヒ芸能)「散り際の『安倍昭恵』」(週刊新潮)「安倍を悩ませる母・洋子と妻・昭恵の『嫁姑戦争』」(週刊現代)。
これらをまとめて第1位にした。だが、新しい事実や昭恵の仮面を剥ぎ取るような内容ではないのが残念だが。
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