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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム > 週刊誌スクープ大賞  > 小室圭さんに「周囲は誰も気づかず」
週刊誌スクープ大賞

眞子さまとの縁談“暗礁”の小室圭さん、いまだに「SP付き通勤」も「周囲は誰も気づかない……」

 健康雑誌・現代は、このところの医学の進歩で、5年生存率が伸びてきていると特集している。

 確かに、検査技術の進歩と、特効薬が続々出てきたため、肺がんや前立腺がんなどは、かなりよくなってきてはいるが、口腔・咽頭がんなどは、ステージIVでわかっても、16.5%→12.6%へと短くなっているし、肝・肝内胆管も4.0%→3.5%、すい臓がんは伸びたといっても、1.1%→1.3%と、まだまだ厳しい数字である。

 ところで閑話休題。第24回「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」の受賞作が決まった。

 毎日新聞(3月29日付)によると、大賞に「『豊田真由子』その女代議士、凶暴につき 及び豊田真由子衆院議員に関する一連の報道」(「週刊新潮」6月29日号)と「眞子さま嫁ぎ先の“義母”が抱える400万円超の“借金トラブル”」(「週刊女性」12月26日号)が選ばれた。

 スクープ賞は「被害女性が告発!『警視庁刑事部長』が握り潰した『安倍総理』ベッタリ記者の『準強姦(ごうかん)逮捕状』及び山口敬之元TBS記者に関する一連の報道」(「週刊新潮」5月18日号)、「自死した夫の弟が衝撃の告白 上原多香子『致命的な破倫の果てに』」(「女性セブン」8月24日・31日号)、「山尾志桜里 イケメン弁護士と『お泊まり禁断愛』」(「週刊文春」9月14日号)。

 話題賞は「一連の加計問題追及」(筆者・森功「文芸春秋」5、7、8、9月号)、作品賞は「小池百合子研究 父の業を背負いて」(筆者・石井妙子「新潮45」1月号)、「一発屋芸人列伝」(筆者・髭男爵山田ルイ53世「新潮45」1~12月号)。

 写真賞は「嵐・櫻井翔と『恋人』テレ朝女子アナ・小川彩佳 熱愛追跡11日間の全写真」(「週刊ポスト」3月10日号)、「元SPEED『今井絵理子参議院議員』の略奪不倫及び橋本健神戸市議に関する一連の報道」(「週刊新潮」8月3日号)。

 この賞は、編集者の有志たちによって運営されている賞で、今年は113人が投票したそうだ。

 この中に週刊現代もフライデーも入っていないのは、寂しいことである。

 私は、自分の年金がどれぐらいあるのかを知らない。カミさんがすべてを管理しているからだが、悪名高い日本年金機構は、今度は、「約130万人の年金が不当に削られていて」、それをこっそりHPにアップしていたと、ポストが報じている。

 毎年8月から9月上旬にかけて、年金受給者に送られてくる「扶養親族等申告書」を書き間違える人が多く、2月分の年金に過少支給が大量に発生したのだ。

 この書き方は難解で、高齢者では理解できなくなっているという。ポストによれば、意図的にやったのではないかと難じている。

 これだけではなく、安倍首相第二次政権以降、年金を削ることには熱心だが、年金受給者の悲鳴には安倍は冷淡である。

 ポストには、詳しい書き方が載っているから、お困りの方は、買って読むといい。

 フライデーは、警察庁長官だった國松孝次氏を狙撃した犯人を追いかけていた捜査一課の元刑事、原雄一氏が、捜査の内幕を描いた話題の本『宿命 捜査一課元刑事の23年』(講談社)を紹介し、原氏のインタビューを掲載している。

 この事件はオウム真理教の犯行だと、ずっといわれてきたが、彼は、テロリスト・中村泰こそが犯人だと確信しているという。

 中村は、武蔵野市の警察官殺害や名古屋の現金輸送車襲撃など、数々の犯行を重ねてきた。

 原氏は、清瀬市で起きた警察官殺害事件を端緒に彼を調べ上げ、取り調べの中で「自分が狙撃事件の犯人だ」という自供まで引き出しているのだ。

 だが、中村は逮捕されなかった。

「ハナからこの一件がオウムの犯行だと決め、それ以外の可能性を潰してしまった警察庁公安部の判断が原因です。(原氏は刑事部に所属。長官狙撃事件は公安部が捜査を主導していた)」

 朝日新聞阪神支局襲撃事件でも、刑事と公安の仲の悪さが、捜査の障害になったと、元朝日新聞記者の樋田毅氏が『記者襲撃 赤報隊事件30年目の真実』(岩波書店)の中で書いているが、そんな縄張り争いで、真犯人を取り逃がしたとしたら、どう責任を取るのか。

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