オリラジ・中田敦彦『ビビット』卒業で干されても怖くない! 次なる一手をすでに用意済み!?
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オリエンタルラジオの中田敦彦が、番組のスタートから3年間コメンテーターを務めTBSの朝の情報番組『ビビット』から3月28日の放送をもって卒業した。
「芸人のコメンテーター化が進む昨今ではありますが、無難な守りのコメントでやり過ごす芸人が多い中、中田は、自分の意見を明確に提示するスタイルを貫いてきました。特に、タレント・ベッキーの“ゲス不倫”騒動の際、ベッキーには『あざとく感じる』などと辛らつな発言を繰り返して大炎上。持ち前の分析力と芸人らしいトーク術を発揮した、番組内のニュース解説やプレゼン企画は好評でしたが、コメンテーターとしては視聴者からの評判はイマイチでしたから、節目の3年を迎えたことでお役御免となったのでしょう」(テレビ雑誌記者)
卒業にあたり、番組内で、「時として、盛り上がるかなと思って、必要以上に攻撃的になることもありました。今となってはですね、そんな人たちに陳謝したい気持ちもあるわけですよ。『あのときはごめんね』なんて言ってね」とコメントし、レギュラー陣の笑いを誘った中田だが、「いまいちギャグになっていませんでしたね」と、ある放送作家はこう話す。
「デビュー直後から“武勇伝”で大ブレイクし、下積みらしい下積みも経験していない30代の芸人に、いきなりご意見番気取りで正論を吐かれても、反感を買うに決まっていました。頭のいい彼のことですから、新たな芸人コメンテーター像を確立しようと、それなりの覚悟で発言していたはずですが、それをいまになって『陳謝したい』と言うのは、少し寂しいですね」
オリラジは“武勇伝”以外にも、『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)準決勝進出や、藤森慎吾の“チャラ男”芸での大ブーム、15~16年にかけては、「PERFECT HUMAN」をヒットさせて音楽賞を総なめにし、『NHK紅白歌合戦』にも出場を果たすなど、芸人の枠にはまらない活躍で、テレビ・芸能界にさまざまな実績を残してきたが、コメンテーターとしては、何度かの炎上騒ぎを起こしたのみに終わってしまった印象だ。
「やはり芸人コメンテーターとしては、本質を突きながらも、巧みに笑いの配合量を調節してマイルドに伝えるコメント技術が必要でした。じゃなかったら、俳優の梅沢富美男や元衆議院議員の杉村太蔵のように、何を言っても許される人間的なかわいらしさを備えていないと、なかなか難しいでしょうね」(同)
とはいえ、戦略的にブームを仕掛け、何度も成功してきた彼のこと。コメンテーター業は失敗したかもしれないが、もう次の手を準備しているに違いない。
「3月中旬に、動画配信サイト・YouTubeに自身のチャンネル『NKT official channel』を開設し、すでに生配信をスタートさせています。3月中は、まだ『ビビット』があったため、挑戦的な内容はありませんでしたが、自己表現の原点に立ち返りたいというのが開設の動機だったといいますから、4月以降、動きが本格化してくれば、話題をさらうのでは」(お笑い関係者)
そういう抜け目のないところが、またかわいくないところなのだけれど……。
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