貴乃花親方が心酔する“オカルト教団”のトンデモ度「人間は今から5億年前、月から移住してきた」
#週刊誌 #元木昌彦 #週刊誌スクープ大賞
相撲協会と対決姿勢を強め、貴ノ岩が暴行被害を受けた事件について日本相撲協会の対応に問題があったと、内閣府の公益認定等委員会に告発状を出していた貴乃花親方だが、それを取り下げることを検討していると、スポーツ報知が報じている。
貴公俊(たかよしとし)が付け人の序二段力士を暴行した問題が起き、「自分の弟子のことで、これだけ協会に多大なご迷惑をおかけしたのは事実ですので。私は一兵卒で精進していくという気持ちに新たになってます」と殊勝に語ったという。
その貴乃花だが、アサヒ芸能が「貴乃花親方を操る『オカルト教祖』の正体」という特集をやっている。
京都に総本山を置く宗教法人「庚申会」がそれだ。大阪場所中、貴乃花部屋が宿舎にしている。
貴乃花は11年ほど前からこの宿舎を使っているそうで、代表を務める辻元公俊氏(65)は、彼の最大の理解者といわれているそうだ。
この辻元氏が2006年に出した本『2012年人類の終焉 太陽からの啓示』(ブックマン社)に、貴乃花が顔写真付きで「先生のお考えの深さには、脱帽です」と推薦文を寄せている。
だが、アサ芸によると、目を疑う珍説のオンパレードだという。「進化論は大ウソだ! ヒトはサルから進化したのではない」「人間は今から5億年前、月から移住してきた」。
辻元氏によれば、貴乃花は日馬富士を引退させる気はなかったそうだ。
「貴乃花自身は、日馬富士には数場所休場してしっかり反省させて、それから復帰すればええと思とったからね」
しかし、協会は、日馬富士を切り捨てて話を終わりにしようとしたから、貴乃花も内閣府に相談するまでになったのだという。
どちらにしても、貴乃花の「たった一人の反乱」が、腰砕けになってしまったのは間違いないようだ。
新潮が、オウム事件で死刑判決を受けた13人のうち7名が、3月14日に、東京拘置所から、仙台、名古屋、広島などへ移送された「真相」について報じている。
「オウムの場合、死刑囚の移送はそのまま、執行の準備が整ったことを意味する。いつ頃Xデーが来るのか、どの社も取材に追われています」(司法担当デスク)
麻原彰晃死刑囚は東京拘置所だが、「東京拘置所には刑場がひとつしかなく、執行は2人が限界です。そのため、まとまった数を同時に執行するには、予め他の拘置所に分散しておかないといけないのです」(同)
まさか、全員一度に執行するわけではないだろうが、麻原の執行は明日行われてもおかしくないという。
「来年は、5月に新天皇への代替わりが行われるなど“慶事の年”。平成の事件は平成で終わらせる、という観点から考えても、13人の執行は今年中に終わらせるのが常識的ではないでしょうか」(司法に詳しいジャーナリスト)
とうとう麻原は何も語らないまま、オウム事件は全容が明らかにならず、彼らは消えていくのだ。
戦後最大のテロ事件は、まだまだ解明されなくてはならない「真相」があるはずだが。
さて、伊調馨と栄和人日本レスリング協会強化本部長とのパワハラ騒動は、伊調の母校の至学館大学の谷岡郁子学長が飛び入りしたことで、さらにややこしくなってきた。
この学長、文春によれば、大阪商大などを経営する谷岡学園のお嬢様として育ってきたが、自分でも書いているように、恵まれ過ぎて育ってきたため、「できすぎて鼻持ちならない嫌味な子どもでもあった」ようだ。
ある日、上級生からラブレターをもらったところ、「翌日、郁子はその男の子に、『あなたの通信簿と顔を鏡に映してらっしゃい』と、ピシャリと振ってしまう」。その片鱗はまだまだ十分におありになると見受けたが。
このパワハラ問題、これからどう進展していくのだろう。
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