妊娠8カ月になるまで被害を告白できず……6人の男に輪姦された11歳少女が、加害者の子どもを出産
#インド #性犯罪 #海外ニュース
女性に対する性犯罪が深刻な社会問題となっているインドで、なんともやりきれない事件が発生した。
印ニュースサイト「NDTV」が3月17日に配信した記事によると、インド西部グジャラート州のラージコートで、11歳の少女が妊娠8カ月の時点で帝王切開され、女児を出産した。彼女の年齢もさることながら、問題なのは新生児の父親だ。彼女は昨年、17歳から67歳までの6人の男からレイプ被害を受けており、そのいずれかが新生児の父親だというのだ。
犯人らは、いずれも少女の近所に住んでいた男たちだ。彼らは少女に「家事を手伝ってほしい」と仕事を口実に自宅へおびき寄せ、そこで代わる代わる彼女をレイプしたという。
被害者の少女は貧困家庭の出身で、父親は病気のために無職、母親が家政婦をして家計を支えていたという。そんな事情もあって、少女は男たちの誘いを断ることなく、ついていってしまったようだ。
当初、彼女は被害について家族にも秘密にしており、大きくなる腹を隠しきれなくなってから、初めて母親に打ち明けたようだ。その後、家族は警察に通報すると同時に、彼女を産婦人科へと連れていったが、その時すでに妊娠8カ月。もはや中絶することもできなかったうえ、未熟な母体では満期での自然分娩も危険と判断され、直ちに帝王切開による分娩が行われた。
産後の少女の容体は安定しているというが、早産で生まれた新生児は、現在も入院中とのことだ。
同国北部の都市チャンディーガルでは昨年8月、おじ2人からレイプ被害を受けていた少女が出産するという事件が起きたばかりだ。レイプ犯の子どもを出産せざるを得なかった少女に、何の罪もないことは言うまでもない。少女と新生児に明るい未来が待っていると信じたい。
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