一発屋芸人すら出てこない! 懐事情が寂しい吉本興業、ケチくさい経費削減が始まる?
#お笑い #吉本興業
ここ数年、急激にブレークした芸人といって思い出されるのは、サンシャイン池崎やブルゾンちえみなど、ワタナベエンターテインメント所属のピン芸人ばかり。お笑い帝国・吉本興業の芸人はというと、そこまで派手にブレークしていないのだ。
「ここ3~4年でいうと、とにかく明るい安村、トレンディエンジェル、横澤夏子、おかずクラブなど、吉本のブレーク芸人はそれなりにいますが、社会現象になるほど売れた芸人はあまりいません。それこそ、レイザーラモンHG、ムーディ勝山、エド・はるみ、世界のナベアツといった10~15年前くらいの一発屋芸人と比べると、爆発力が足りないですね」(放送作家)
HGが大ブレークしていた時期は、ヘリコプターで移動したというほど忙しかったという。
「あの当時はお笑いブームで、一発屋芸人が生み出す利益は半端じゃなかった。当時は吉本も相当儲けていましたが、最近はそういった金になる一発屋がいないせいで、懐事情もどんどん寂しくなりつつあるようです」(同)
実際、吉本内部では細かいところでの経費削減も始まっているようだ。
「外部に発注していた仕事を社内でまかない、外注費用を削減しているのだとか。たとえば、芸人のグッズの写真なんかも、以前はフリーランスのカメラマンを使っていたところを、最近では社員カメラマンで撮影しているようですよ。確かに、社員にしたほうが費用は少なくて済むのでしょうが、ちょっとケチくさいですよね」(テレビ局関係者)
金回りが悪くなってきたからか、吉本の影響力も徐々に小さくなっていきているという。
「吉本関連番組の制作発表記者会見なんかがあると、以前は吉本の社員が大きな顔をして仕切っていたのに、最近ではテレビ局主導になることが増えているようです。人気芸人も減ってきているし、お金がそこまであるわけでもないしで、局に対して強く出ることも難しくなっているのでしょう」(同)
停滞期を迎えている吉本興業。そろそろ一発屋芸人を出さないと、本当にナベプロにしてやられるのでは?
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