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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 日テレの連ドラが記録的大コケ!

“10年ぶり”深田恭子『学校じゃ教えられない!』下回る惨事! 広瀬すず『anone』最終回5.6%

■流星群に騙されるな!

 最後の流星群のほっこりシーンにより、ハッピーエンドかのように終わった『anone』。しかし、冷静に思い返すと全然ハッピーじゃないキャラがたんまり。例えば、「残りの人生を一緒に過ごしませんか?」などと口説き続けてきた亜乃音を、ニセモノ家族に取られてしまった花房(火野正平)とか。第3話で突然、改造モデルガンで自殺した西海(川瀬陽太)とか。

 そして何より、中世古の妻・結季(鈴木杏)と、生まれたばかりの娘・彩月ちゃんが不幸すぎる! 中世古がインサイダー取引で社長から弁当屋に転落しても支え続けてきたのに、見事に裏切られ、揚げ句、最終回に登場シーンがひとつもないという仕打ち! ハリカの今後なんかよりも、結季の現在のほうが気になります。

 とはいえ、筆者が脇キャラのことなんぞ気になってしまうのも、後半のストーリーの巻き返しがあったからこそ。正直、第1話~第5話は、「はいはい、そこかしこに散りばめられたウィットに富んだセリフの数々が、ハイセンスな一部視聴者を魅了する、脚本家のエゴドラマね」と、排他的な脚本が鼻に付いて全く入り込めなかったんですよ。

 ただ、瑛太の登場シーンが増え始めた第6話あたりから、先の展開が気になるように♪ もうほんと、序盤のアレやコレは一体、なんだったんでしょう……。

 というわけで、視聴者の間で賛否両論を巻き起こしながらも完走した『anone』。この数字からの引継ぎだと、同枠で4月11日からスタートする吉高由里子主演『正義のセ』が心配ですね……。
(文=どらまっ子TAMOちゃん)

最終更新:2018/03/22 19:30
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