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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム > 週刊誌スクープ大賞  > 森友改ざん問題で安倍政権“死に体”か
週刊誌スクープ大賞

世論は安倍より石破へ……?「森友」改ざん問題で支持率急落の安倍政権は“死に体”か

 また、伊調のコーチをしている田名部氏と彼女の親密過ぎる仲については、週刊現代でも報じている。

 この騒動、栄監督派は、レスリング協会と至学館、新潮、伊調派は田名部氏、元日本体育大学レスリング部監督の安達巧氏、弁護士、文春となっているようである。

 数では栄派が多いようだ。これからどう広がっていくのか、まだまだ予断を許さないようだが、どう転んでも、どちらも傷つくのは間違いない。

 至学館大学の学長・谷岡郁子氏が、栄監督は蚤の心臓(いい方は正確ではないが)でパワハラなんかできない、馨は東京五輪に出ると表明していないから選手ではないと、まくし立てたことが話題なっている。

 ワイドショーを見ていて思い出した。あのオバさん、昔、小沢一郎を学校へ呼んだり、選挙に出たりした悪ふざけが好きな人ではないか。この会見を見た多くの視聴者は、ほとんどが伊調馨に同情しただろうと思う。彼女の意図に反して大失敗の会見だったこと、間違いない。

 3月5日に発売された女性自身がV6の森田剛と女優の宮沢りえのデート&キス写真を掲載していたが、その2人が結婚するという。

 恋多き女・りえが再婚か。彼女ももう44歳。年貢の収めどきではあるが。

 高橋由美子という女優がいる。1989年に「二十世紀最後の正統派アイドル」といってデビューした。こちらも44歳だが、まだ独身らしい。

 その彼女が、都内で和食居酒屋を経営している40代前半の男と「不倫中」だと文春が報じている。

 2人は飲んだ後、歌舞伎町のラブホへいそいそと入って行く姿を撮られている。男が高橋のファンだそうで、去年の2月に飲み屋で知り合って意気投合したそうだ。

 だがこの男、妻子と夕食を食べている時に、「由美子さんのことが好き過ぎるんだ」と告白し、その後、「離婚してくれ」といいだしたそうだ。

 それも、離婚理由が妻の「飲酒による暴力、家事、育児の放棄」というので、妻は怒り心頭。文春にタレ込んだということのようだ。

 文春は、3月8日の夜、新宿ゴールデン街ではしご酒をして、さあ、これからラブホへと勇んでいる2人に声をかけたというのだから、人が悪い。

 高橋は、ラブホへ行ったのを目撃したといわれ、「で、それがお付き合いしていることになりますか?」と反撃。「本当かどうかはちょっと私もヤブサカではありませんので、肯定も否定もしないです」と答えているが、こんなとき「ヤブサカ」を使うかね。

 その後、高橋は、所属事務所を通じてマスコミ各社にFAXを送り、「軽率過ぎた行動は非難されて然るべき」と謝罪している。

 ジャニーズ事務所子会社の社長が、ジャニーズJr.がYouTubeで公式チャンネルを立ち上げると発表した日(3月5日)に、ジャニーズ事務所の関連会社が入居しているビルで首つり自殺をしていたと、文春が報じている。

 伊坪寛氏、享年62。05年にジャニーズ事務所に入り、著作権管理のエキスパートだったという。机の上に退職届と遺書が残されていた。事務所側は、社員たちへの説明はまだしていないそうだ。

 ワイドショーも見る限りでは、この自殺について報じたところはないようだ。いつまで、ジャニーズ事務所の顔色ばかり見て、委縮しているのかね。

 ところで、吉永小百合の『北の桜守』(滝田洋二郎監督)を見て泣いた。作品に感動して泣いたのではない。

 映画は、樺太で終戦を迎えた小百合たち一家が、ソ連軍の侵攻に追われて命からがら北海道・網走へとたどり着き、長男と2人で戦後を生きていくという物語である。

 ソ連軍に怯える彼女たちの状況は劇中劇で暗示されるが、残念ながら、あの時代の恐怖と悲劇を描くことに成功していない、凡庸な映画である。

 私は、映画を見ながら彼女の73年(私と同じ昭和20年生まれ)の幸薄かった人生を思って涙を流したのだ。

 今度の作品は彼女の120作目の映画だが、小百合ほど、作品に恵まれず、監督に恵まれず、父母にも、恋人にも、亭主にも恵まれなかった女優は珍しいと思う。

 いまだに彼女の代表作は『キューポラのある街』(昭和37年公開・浦山桐郎監督)しかなく、もう1本挙げるとすれば『夢千代日記』(昭和56年)だろうが、これはNHKのテレビドラマである(映画化したが失敗)。

 私のような熱烈サユリストたちも小百合も、もうすぐ後期高齢者になる。いまだアイドルから脱することができない「悲劇の女優」の姿は、戦後の日本がたどってきた「大人になれない国」と二重写しになり、なおさら哀れを誘うのである。

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