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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 沖縄国際映画祭、詳細決まらず?

吉本の沖縄国際映画祭、1カ月前なのに詳細決まらず? 吉本関係者は「今年で終わりにしてくれ」と……

 よしもとクリエイティブ・エージェンシーによる「第10回沖縄国際映画祭」が、4月19日から22日に沖縄県各所で行われる。開幕までおよそ1カ月と迫ったが、公式サイトを見ると、上映作品第1弾となる4作品が発表されているだけで、そのほかどんな催しが行われるのか、ほとんど情報がない状態だ(3月15日現在)。

「同映画祭は、毎年こんな感じですよ。直前になるまで、細かいイベント内容は決まらないことが多い。ただ、今回は記念すべき10回目にもかかわらず、目玉となるような作品もなく、盛り上がりに欠けるのも事実です」(お笑い業界関係者)

 この映画祭の開催時期には、毎年多くの吉本芸人が沖縄に行き、イベントや関連番組に出演する。吉本芸人の冠番組を沖縄で収録することも多い。

「吉本所属の若手芸人の多くは、毎年、同映画祭の時期は自動的にスケジュールが押えられている状態ですね。劇場出番やテレビの収録がある芸人は、そちらを優先しますが、それなりに知名度があってスケジュールが空いている芸人は、ほぼ沖縄に送られます。沖縄では結構タイトなスケジュールで仕事をさせられると、芸人たちも文句を言っていますよ」(放送作家)

 今年は開催10年目ということで、ひとつの節目になりそうだ。前出・お笑い業界関係者はこのように話す。

「同映画祭は、ほぼ吉本興業・大崎洋社長の独断で始まった企画です。沖縄にコネクションを持つ大崎社長には、沖縄の経済を盛り上げたいという気持ちがあり、当初から“最低でも10年間は映画祭を続ける”と話していたとか。とはいえ、吉本社内では、映画祭はあまりにも経費がかかるし、運営も大変だということで、“今年で終わりにしてくれ”との声が多かった。そういった事情もあり、10回目となる今年で“いったんリセットする”という空気が漂っているそうです」

 しかし、大崎社長的には、まだまだ沖縄でやるべきことがあるとの思いが強い。

「吉本は『沖縄ラフ&ピース専門学校』を開校し、4月から1期生が学び始めます。将来的にはここの卒業生を中心に、沖縄にエンタメの拠点を作りたいと大崎社長は考えている。いずれにしろ、沖縄でエンタメを盛り上げたいという目的は変わらないので、同映画祭も、まだまだ続いていく可能性はあると思います」(同)

 例年であれば、映画祭の開催中に翌年の「開催決定」を発表しているが、果たして今年はどうなるのか?

最終更新:2019/03/14 12:51
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