国民栄誉賞は「いらないオマケ」? ボクシング世界王者・村田諒太が、羽生結弦の“政治利用”をブッタ斬り!
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さて新潮はどうか。栄氏は「不徳の致すところ。パワハラをしたという心当たりはないが、彼女の受け止め方もある」としおらしい。
だが、この告発の裏に、伊調の従兄弟と称するI・Tという男と栄氏とのいざこざがあったと、栄氏はいうのだ。
それは3年ほど前、看護師支援団体が、あるトラブルでその男と関わり、そこが行うイベントに、栄監督を呼んできてやる、ついては栄氏のギャラも含めて100万円という契約を結んだ。
その後、栄氏のギャラとして別途50万円を出せといってきて、用意できなかったため、栄氏に直接頼んだらノーギャラで出演してくれたという。
しかし、そのことでIが栄氏を逆恨みしたのではないかというのである。Iは、そのほかにも反社との付き合いがあり、警視庁に恐喝容疑で逮捕されたことがあったという。
ここまでは、Iという男が、今回のことを仕掛けたというには根拠が薄弱である。だが、Iは、アスリートが使う筋肉サポーターを販売しているという。
現在、女子レスリングは至学館一強体制だが、男子レスリングの方では断然、日大が強い。
「知り合った日大OBに栄さんの追い落としの協力を頼んだはずです。現に、Iさんは以前から、告発文に登場する田名部コーチと一緒にいるところを目撃されていました」(Iの知人)
至学館と日大の勢力争いが背景にあるというのである。先の安達氏も日大出身ではある。
さらに日本レスリング協会の幹部は、栄氏が伊調や田名部に厳しい言葉をかけなければならなかったのは、「2人は、練習場でいちゃいちゃとまるで恋人同士のように振る舞っていた」ため、神聖なマットを汚すような選手になってしまった伊調のことを思い、それがスキャンダルとして報じられないよう、2人の間にくさびを打ち込もうとしたのだ、親心からだというのである。
今回の告発を、I氏の栄氏への恨み、コーチとの間を割かれた伊調の腹いせだと、低次元なものに落とし込もうという栄、協会側のやり方は、私には見苦しいように思える。
だが、至学館と日大の覇権争いという見方は、興味深い。
どちらにしても、伊調側にも栄、協会側にも与しない、客観的な第三者機関が聞き取り調査をし、それを公表すればいい。
私は、いまのところ伊調側に理があるように思うのだが。
文春と新潮は、2月27日に、江崎氏の後任として沖縄・北方担当相に就任した福井照代議士(64)の下半身問題を大きく取り上げている。
このセンセイ、灘高、東大、旧建設省とエリートコースを歩み、政界に転身したのが00年。その後いろいろあったが、高知県を地盤として連続7期当選してきた。
さっそく、就任会見で「色丹(しこたん)島」を「シャコタン島」と読み間違えたのはご愛敬だとしても、地元の有権者の間でも「あの人の大臣はないだろう」といわれてきた人物だったというのだ。
なぜなら、奥さんから地元高知入りを禁止されているほどの女好きだからである。文春が確認すると、衆院選の届け出住所は自宅のある世田谷区になっている。
新潮は、元赤坂芸者が、料亭の帰りに家まで送ってもらったら、水だけ飲ませてくれと部屋に入り、瞬く間に真っ裸になって彼女のベッドに入ってしまったと告白している。
その後も昼夜を問わず何度も尋ねてきた。その後、「新人議員の勉強会を始めたい」というのでマンションの手配をしてやり、応接セットや電話まで引いてやった。
だが、その部屋の家賃は不動産屋サイドに支払わせ、部屋は、勉強会など開かずに、セカンドハウスのようにして、別の愛人や妻が出入りしていたというのだ。
彼女が、「ニュースを観て、腸が煮えくり返る思いが甦ってきました。あんな男が大臣だなんて」と憤っているが、その気持ちがわかる。
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