「あいつには関わるな!」レスリング・伊調馨と栄和人を潰した、“歩く録音男”S氏とは
#レスリング #伊調馨
結局、誰も幸せになれなかった――。
女子レスリング界を混乱に陥れた栄和人監督のパワハラ疑惑が、最悪の結末となりそうだ。発端は「週刊文春」(文藝春秋)で、伊調馨がかつて師事した栄氏と距離を置いたところ、同氏の逆恨みに遭い、練習場の確保もままならない状況に追い込まれているというもの。
伊調を指導する田南部力コーチも、栄氏から理不尽な扱いを受け、半ば“休職状態”という。
“文春砲”を機に、世間は伊調擁護、栄氏批判に回ったが、「週刊新潮」(新潮社)、「フライデー」(講談社)が騒動の黒幕に言及したことで、流れは一転。伊調の従兄弟を名乗るSという男が一枚かんでいることが判明したからだ。
このSという男、レスリング業界では無名かもしれないが、芸能界隈では“いわくつき”で知られる。
「ブラザーコーンの暴行事件のほか、現役巨人選手の美人局騒動の首謀者。過去に芸能事務所を経営し、在籍していた女性タレントから100万円を脅し取り、4年ほど前に恐喝容疑で逮捕歴もある。ターゲットのスキャンダルを握って脅すという手法で、相手から金を巻き上げる、とんでもない男です。『伊調の従兄弟』を名乗っていたといいますが、芸能界では某大手芸能プロ社長の『腹違いの子ども』を自称していました。芸能界の重鎮連中も、『あいつに関わってはならない』と手を焼いていますよ」(スポーツ紙記者)
対象のスキャンダルを握るためにS氏が行っているのが、盗聴と盗撮。同氏との会話はすべて録音されており、しかも勝手に編集までするというから、タチが悪い。夕刊紙・東京スポーツではS氏を“歩く録音男”と形容し、集中連載したほどだ。
そのS氏が関わっている時点で、今回の騒動はお先真っ暗。“打倒・栄氏”で伊調サイドをたきつけることに成功したS氏は、この機に乗じて協会の乗っ取りを画策しているのであろうが、雲行きが怪しくなれば、今度は伊調サイドの録音テープをマスコミに流したり、それを材料に伊調サイドを脅すだろう。
「栄氏は心労がたたってダウン。17日に始まる女子W杯の参加を辞退した。片や伊調も、これだけの騒動を起こしては国内に居場所はない。練習場は確保できても、周囲から白い目で見られることは確実。東京五輪で5大会連続の金メダルを目指すようだが、厳しいと言わざるを得ない」(レスリング担当記者)
数々のメダリストを輩出した名コーチと、国民栄誉賞のレジェンド選手を、S氏は一瞬で潰してしまったようだ。
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