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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > テレビ局関係者たちの「モラルなきリーク」

佐々木希、仲間由紀恵の“妊娠情報”も……テレビ局関係者たちのスポーツ紙への「モラルなきリーク」

佐々木希(@nozomisasaki_official)公式ホームページ

 2月28日、3月1日と、佐々木希(30)と仲間由紀恵(38)、新婚美女2人の妊娠のニュースが相次いだ。佐々木はスポーツ報知に、仲間はデイリースポーツによるスクープによって明らかとなり、報道を受け、佐々木は自身のInstagramで「この度新しい命を授かりました。新たな家族が増える事を夫婦で喜んでいます」と報告。仲間も、マスコミ各社に「無事に生まれてくるよう、出産までの時間を大切に過ごしたいなと思っておりますので、どうぞ、温かく見守って頂けたら」とコメントを発表した。

 だが、佐々木は妊娠3カ月、仲間も4カ月と、5〜7カ月の、いわゆる“妊娠安定期”に入る前の報道であったことが物議を呼んでいる。

「いずれもスクープの経緯を“独自取材で”としていますが、実際のところは、テレビ関係者からのタレコミでしょう。産婦人科やレディースクリニックから情報が漏れることはあり得ませんし、裏を取るなら本人かその家族に当てる(取材する)しかありませんが、そうした取材を行った気配はどちらにもありませんからね」(芸能記者)

 発表の時期を調整していた2人とその家族にとっては、このスクープは迷惑以外の何ものでもなかったことだろう。

「佐々木はまだ若く健康で、つわりも軽く済み、状態が非常に安定しているのでしょう。実は、報道があった翌日、3月1日に正式に発表する準備を進めていたんです。その旨を、テレビ局関係者らに報告をしたところ、情報が漏れて前日にスクープとして伝えられてしまった。佐々木は、〈本来ならば、タイミングをみてファンの皆様へ私から報告したいと思っておりましたが、報道が先に出てしまった為、このような順番になりました事をお許しください〉と、先に報じられてしまったことで幸せ気分をぶち壊しにされた怒りを、インスタの文章ににじませていましたね」(芸能関係者)

 仲間に関しては、報告はもっとずっと後の予定だったという。

「38歳での高齢初産となり、非常にデリケートに事を進める必要がありますからね。場合によっては、無事に出産するまで明かさないという選択肢もあった。しかし、これもやはりクライアントや代理店、テレビ関係者と調整を進める中で、情報が漏れてしまった。仲間の事務所は激怒していますよ」(ワイドショー関係者)

 最近、こうしたテレビ局周辺からの悪質な情報漏洩が増えている。

「好調の日テレでさえ給与体系の見直しで給料は激減。低迷を極めるフジに至っては、この冬のボーナスはついに100万円を大きく割り込んだことが話題になり、かつての隆盛は見る影もなく、社員のモチベーションは下がる一方。その腹いせに情報を漏らし、わずかばかりの小遣い稼ぎをしている若手は少なくありません」(制作会社スタッフ)

 思えば、一昨年6月の、小林麻央さんの乳がんをめぐる報道も、スポーツ紙によるスクープが発端だった。

「姉の麻耶が5月19日に『バイキング』(フジテレビ系)の生放送中に体調を崩して途中退席。6月1日に、当分の間全ての仕事を休むことが発表されてから、約1週間後に飛び出したのが、麻央さんのスクープでした。番組に仕事を休むための説明をする中で、真央さんのことを話さざるを得なかった。それがスポーツ紙に漏れてしまったとみられています」(前出・芸能記者)

 ゲス不倫や薬物疑惑ならまだいいが、信頼関係の中でもたらされた、極めてプライベートでデリケートな問題をはらんだ情報を平気で漏らすテレビ関係者とは、いったいどういう神経をしているのか。そんな連中が作る番組が人々の心を捉えられるはずはないのである。

最終更新:2018/03/07 23:00
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