“キング・オブ・アウトロー”瓜田純士が『女性専用車両問題』を斬る!「奴らは、シャカフですよ!」
#インタビュー #瓜田純士
――瓜田さんが受けている差別とは?
瓜田 「元アウトローの瓜田純士だからダメ」という差別ですよ。近所の喫茶店も出禁だし、六本木や新宿二丁目の遊び場にも入れない。何か習い事をしようと思っても門前払いで、バイトの面接は百発百中で落ちる。そんな俺に女性専用なんちゃら? おまえ、ふざけんな。遊びか? 冷やかしか? って話ですよ。なんの話を誰にしてんだ、っていう。
――差別を受けて思うことは?
瓜田 ゴネても何も始まらない、諦めが大事だ、ってことですね。俺クラスになると、あれもダメこれもダメ言われ過ぎて、どんどんやれることが限られてくるんだけど、その分、タフになりますよ。「わかった、わかった。ダメならしゃーない。次いってみよう」っていう思考回路になるんですよ。
――だから男女差別くらいでガタガタ言うな、と。
瓜田 そうですよ。レベルが違うぞ、と。そういや俺、ヤクザをやめた際の取り決めで、いまだに歌舞伎町に入れないんですよ。車両出禁どころの騒ぎじゃない。町から出禁を食らってる。おまえらのまわりにそんな奴いるか? こんな俺でさえ空気を読んで生きてるのに、なんだおまえら、俺に見つからなくてよかったな、という話ですよ。
――瓜田さんの場合は、仕事面での制限も多くて大変ですね。
瓜田 肉体労働のバイトにさえ受からない自分の身の丈を考えて、最近、新たなシノギを始めたんですよ。瓜田純士がアドバイザーを務める男性限定のテレフォン人生相談、題して「NO problem」です。俺はいろんな人生経験があるから、たいていの奴の気持ちになれるし、同じ目線からアドバイスを送ることができる。心理カウンセラーみたいな堅苦しいことは言わないし、ホリエモンや林修みたいなエリート目線の助言も言わない。瓜田純士流に親身になって相談に乗ります。相談士って、資格が要らないんですよ。だったら天職だなと思って、サイトを立ち上げました。
――新たなビジネスがうまくいくことを祈ります。話を本題に戻しますが、差別ネットワークのメンバーたちは、今後どうしたらいいと思いますか?
瓜田 俺自身がめちゃくちゃ差別されてるから、こんなしょうもない奴らの心配をしてる暇なんて、ないんですよ。自分のことで精一杯ですから。でも、こんな奴らでも俺んところに相談に来てくれれば、30分5,000円でアドバイスを送りますんで、気軽にアクセスしてほしいですね。「まずその緑色のハッピをやめろ」ってところから優しく指導してやりますよ。
(取材・文=岡林敬太/撮影=おひよ)
※瓜田純士の人生相談「No problem」
https://kinngofoutlow.jimdo.com
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