嵐・松本潤の人気にあぐらをかいた粗悪な法廷コント化『99.9』今期ドラマ視聴率トップとは思えない惨状に……
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嵐・松本潤が刑事事件専門の弁護士役を務めるドラマ『99.9 -刑事専門弁護士- SEASONII』(TBS系)の第7話が4日に放送され、視聴率17.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。前回より0.4ポイントアップとなりました。
さて、今回は深山大翔(松本潤)の上司・佐田篤弘(香川照之)が逮捕されてしまう事件が発生。佐田が顧問弁護を務めるオガタテクノロジーの社長・緒方(ヒャダイン)が子会社設立のための資金3000万円を横領して失踪し、その緒方から300万円を受け取ったとして、業務上横領幇助の容疑で捕まってしまったのです。
弁護を任されることになった深山は、オガタテクノロジーの専務・大河原孝正(佐戸井けん太)と経理担当・中村麻美(田中美奈子)から事情聴取。そして、社長室へ足を運び、机の上に黒いフレームのメガネが置いてあることを発見。極度の近眼である緒方は失踪した日、黄色いフレームのメガネをつけていたことが判明します。
その後、オガタテクノロジーの広報・笹野桜(比嘉愛未)の案内で緒方の家を訪れた深山は、カレンダーに毎月2回、“S”の文字があることを発見。さらに、ゴミ箱に落ちていたパリのブランド店のレシートに記されたバッグと同じものを桜が持っていることから、“S”とは桜のことで緒方と親密な関係にあるのではないかと推測します。
しかし、緒方の元妻・満里恵(アンミカ)の証言により、緒方は定期的に服薬しなければ死に至る可能性のある心筋症を患っていることが発覚。“S”とは、通院予定日だったのです。
とはいえ、桜に問い詰めたところ、緒方と交際していたことは間違ってはいませんでした。さらに、桜の見張りをしていたパラリーガル・明石達也(片桐仁)が、桜が緒方のスーツ、処方薬、黄色いフレームのメガネを捨てる姿を目撃。その事実を深山が突きつけた結果、桜は緒方の殺害は否定したものの、失踪した日、留守電に緒方のメッセージが残されていたことを明かします。
そのメッセージにより、緒方は黄色ではなく黒のフレームのメガネをつけていたことが発覚。しかし、社長室の机の上にあったのは、黒のフレームのメガネでした。そのことから、緒方は社長室で大河原と中村によって殺されたのでは? と推理した深山は、2人に罠をしかけます。
そのトラップとは、緒方が最後に電話をかけた場所を特定するよう電話局に依頼した、という嘘を2人に吹聴すること。これに慌てた大河原と中村は緒方の遺体を掘り返し、そこへ深山が警察を引き連れ逮捕。殺害の動機は子会社設立を反対するためだったということで、佐田の容疑も晴れ、一件落着となったのでした。
今回の事件の背景には、薬害アレルギー問題で国家賠償請求訴訟を起こしている佐田を陥れるという陰謀と、法務省訟務局が参考事例を作成したいという思惑が裏にあったんですね。つまり、有罪判決までのシナリオはあらかじめ用意されていて、佐田は絶体絶命の状況にあったのです。
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