中国企業がAI搭載のリアルドールを開発! 月400体の量産体制へ「瞳や胸も、お好みのままに……」
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男女人口比が116:100と、歪みが顕著になっている中国では、約3,300万人の男性がパートナーを得られないという試算になる。そんな中、成長の一途をたどっているのが、ラブドールをはじめとするアダルトグッズ市場だ。今や世界のアダルトグッズの8割が中国で生産されているといい、その市場規模は6,600億円にも達する。世界が注目する巨大マーケットとなりつつあるのだ。
そんな中国で、ある企業がAIを搭載した超高品質なスマートラブドールを開発。量産を開始したとして話題になっている。
中国メディア「百家号」(2月3日付)によると、世界最先端技術を搭載した高性能ラブドールを開発したのは、大連市にあるラブドールの製作販売会社Ex doll。同社によると、同製品には人工知能AIが搭載され、会話が可能となったばかりではなく、Wi-Fi対応の家電と接続することにより、家事までこなすというのだ。
Ex doll社は2016年から人工知能を搭載したスマートドールの研究開発を進めており、2年の歳月を経てスマートラブドールの開発に成功したという。
販売価格は1体2万5,000元(約41万円)からで、毎月400体が生産販売されている。また、オーダーメイドが可能で、皮膚の色、胸の大きさ、髪型、目の色、身長などを購入者が自由にカスタマイズできる。
購入はEx doll社の公式ホームページから可能で、すでにヨーロッパやアメリカなど海外からも注文が殺到しているという。Ex doll社は今後、商品の性能を向上させ、一人暮らしのお年寄りや病人、障害者などの医療分野でも活用させていきたいと、メディアの取材に答えている。
「男は仕事で女は家事」という封建的な家庭の在り方が崩壊してしまった今、男性にとって癒しになるのは人間の女性よりも人形なのかもしれない?
(文=青山大樹)
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