渋谷のドラッグディーラーたちが戦々恐々!? 韓国人の逮捕で“つまようじサイン”もバレてしまう……
#覚せい剤 #薬物 #ドラッグ
韓国人の若い男が麻薬所持の疑いで警察に捕まったことで、東京・渋谷のドラッグディーラーの間で動揺が広がっているという。逮捕直前、渋谷の大麻売買スポットに、この男が現れていたからだ。
「渋谷の大麻売買は、バーとか飲食店のカウンターでやり取りするところがあるんだけど、最近、韓国人の男2人がいくつかのスポットに現れたらしくて。普通は旅行者がそんな場所を知るはずないのに、彼らは韓国の掲示板に場所や買い方が書かれていたと言っていて、隠れディーラーたちが慌てて大麻を処分したり販売を休止しているとか」
こう話すのは、繁華街の犯罪事情に詳しいフリーライターだ。逮捕された21歳の韓国人は2月21日、警察の職務質問中、車で逃走。パトカーの追跡を振り切ろうとするも、交通事故を起こし、現行犯で逮捕された。
信号無視の末に対向車と正面衝突した揚げ句、大麻所持の疑いで取り調べを受けているが、同乗していたもうひとりの男は今も逃走中だという。容疑者らが渋谷で売られている大麻の売買スポットを熟知し、さらに買い方も知っていたというのだから驚きだ。
「大麻は、繁華街を歩くディーラーに直接、声をかけるとか、ネット購入もあるけど、スポットを知っていれば特定の場所で買う方が、すぐ手に入るからラク。スポット販売は、どこでも何かしらの『大麻あります』って合図を示すことが多いけど、最近の渋谷だと『つまようじサイン』が流行っていた」(同)
渋谷を中心に広がっていた大麻販売の暗号「つまようじサイン」は、バーのカウンターなどでつまようじを使った“あるサイン”を示し、大麻販売の合図にするものだという。サインを出すのは、飲食店の人間か常連客だというのだが、この知られざるルールが、なぜか韓国で公開されていたわけだ。
「あるバーに2人の韓国人がやってきて、つまようじサインを指して『売ってくれ』と言ってきたって。でも、怪しい相手には売らないのが基本だから、ディーラーが何も知らないフリをして断ると、別のスポットにも次々に訪れたらしく、そこで韓国語を話せる奴が聞いたら『ネットで買い方を見た』と答えたって。その直後、警察に派手に逮捕されたって話があって、ディーラーたちは大慌て。つまようじサインも警察にバレた可能性が大きいから、それを察知したディーラーなら、即廃止は当然でしょう」(同)
こうした大麻販売のサインは、場所や時期によって様々なものが流行るらしく、「昔、音楽関係者の間ではビートルズ関連の“あるレコード”がそのサインになったこともあったらしい。メンバーが大麻常習者だったからかな」とフリーライター。
一説には、つまようじサインは渋谷にオフィスがある雑誌編集者の発案と言われているという。
「昔はファッション誌を手掛けたオシャレな編集プロダクションをやっていた男が、雑誌が売れなくなって、最近はネット広告の仕事をメインにしてるらしい。でも、あまり景気は良くないらしく、大麻売買のサポートをやりだしたというウワサ。実際、彼は数年前に大麻で逮捕歴もあるし、カジノとヒップホップが大好きでアウトロー志向が強い男だから、いかにも犯罪の手助けはしそう」(同)
K-POPアイドルの間でも逮捕者が続出の大麻。なぜ韓国人がわざわざ日本で購入しようとしたのか定かではないが、世間が思っている以上に日本の繁華街で大麻が流通しているようだ。つまようじサインが廃れても、おそらく別のサインがすぐに生まれるのだろう。
(文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)
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