BABYMETAL、海外フェスで受けるキツい洗礼「小便ペットボトルが飛んでくる」!?
BABYMETALが、2018年のワールドツアーの日程を発表した。日本よりも海外での評価が高い彼女たちだが、海外ならではの“キツい洗礼”を浴びる可能性は少なくない。
もともとアイドルグループから派生したBABYMETALは、「アイドルとメタルの融合」というコンセプトでスタートし、瞬く間に話題になった。14年には日本武道館で単独ライブを成功させ、同年夏には海外ツアーも実施。東京ドームでもライブを行っている。ヘビーメタルに詳しい音楽ライターが語る。
「ベビメタは日本でも十分に成功していますが、海外での評価は、それ以上です。これまでレッド・ホット・チリ・ペッパーズやメタリカ、ガンズ・アンド・ローゼズといった世界的な超ビックバンドの前座を務めており、イギリスで開催される老舗ロックフェス『レディング』にも出演しています。16年にはロンドンのウェンブリー・アリーナでワンマンライブも成功させました。『ウェンブリー』は、日本でいえば武道館のようなもの。これを埋めたということは、その人気は本物です」
今年1月にはバックを務める“神バンド”のギタリストが亡くなる悲劇があったものの、“メタルレジスタンス第7章”の幕開けを宣言したBABYMETAL。これまでは順風満帆に活動を続けてきた彼女たちだが、そろそろ逆風が吹き始めそうだという。
「メタルファンは世界的に超保守的で、アルバムにキーボードが入ったり、サンプリングが使われたりするだけでも『軟弱だ』と物議になるほど変化を好みません。女性が入り込むことにも否定的なファンが、かなりの数に上ります。ベビメタが出始めた頃は、物珍しさから話題になりましたが、存在感が増すにつれて、『ベビメタはメタルなのか?』という議論が起こるようになり、海外の雑誌で行われたアンケートでは、かなりの否定票が投じられました。彼女たちにはファン以上のアンチがいると見て間違いありません。ベビメタが発表したツアーには、ドイツの『Rock am Ring』やイギリスの『Download UK』などロック界最大級のフェスが含まれていますが、これが要注意です。これらのフェスでは、ガンガンにビールを飲んだファンが、トイレに行くのが面倒臭いのでペットボトルに小便をし、つまらないライブをやるバンドのステージにそのペットボトルを投げ込むという、とんでもない風習があります。『Rock am Ring』も『Download UK』も純粋なメタルフェスではありませんが、メタル系のバンドが多数出演しますので、ペットボトルが飛んでくる可能性は十分にあるでしょう」(前出の音楽ライター)
日本では想像もできない悪習だが、少女たちは“小便ボトル”の洗礼に耐えられるのだろうか……。
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