広瀬すず『anone』視聴率4%台の衝撃! 日テレ大惨敗で“早期打ち切り”決定か
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すべり台なら「わ~い! よく滑るよ~! おかあさ~ん!」と子どもがはしゃぎそうなほど、視聴率がキレイな右肩下がりを見せている広瀬すず主演『anone(あのね)』。平均視聴率9.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だった初回以降、徐々に数字を落とし、2月28日放送の第7話では自己最低となる4.9%まで落ち込んでしまいました。
とはいえ、坂元裕二氏が手掛ける同脚本を絶賛する視聴者は大勢いますし、少々強引な展開はあっても、キャラ設定はよく作りこまれていると思います。しかし、このクセだらけのドラマを「毎週、見たい」というガッツのある視聴者は少ないのかも? 筆者も、見るたびにヒットポイントが吸い取られている感覚がありますから……。
というわけで、早速、第7話のあらすじを振り返ります。
※これまでのレビューはこちら
https://www.cyzo.com/tag/anone
■はい、ウィット出ました!
第6話あたりからニセ札作りに情熱を燃やす中世古(瑛太)が大活躍し、登場人物のほぼ全員を引っ掻き回している同作。亜乃音(田中裕子)の血の繋がらない7歳の孫・陽人(はると)の秘密を握っている中世古は、これをダシに亜乃音を脅迫。なくなくニセ札作りに協力することを決意する亜乃音ですが、持本(阿部サダヲ)とるい子(小林聡美)には「やめといたほうがいい」「真っ当な道を外れることになる」と説得します。
しかし、ここで持本は「僕、前に海でカモメと衝突して、絆創膏を1カ月貼ってたことがあります……(以下略)」とエピソードを語り、自分はもともと真っ当な人間ではないと主張。るい子も、「病気のウサギを返すか、面倒見続けるかで全校投票になって、882対1で負けました」と、いかに自分が少数派の人間であるかを説明し、ニセ札作りに参加しようとします。
こういった、突飛な身の上話をいきなり話し始める展開は、坂元脚本の最たる特徴ですが、これがグッとくるかこないかで、このドラマと視聴者の相性が計れるのではないでしょうか? ちなみに筆者は、この手のウィットウィットしたセリフにムズ痒くなるタイプです。
一方、余命1年の彦星くん(清水尋也)の命を助けるため、お金が必要なハリカ(広瀬)。昼間はビル清掃、夜はラブホテルの室内清掃のバイトを始め、必死にお金を貯めようとします。
その間、中世古の指導のもと、ニセ札作りに勤しむ亜乃音、持本、るい子。まずは、練習としてセンサーのハードルが低いニセ千円札作りを始めますが、なかなか自動販売機を通るクオリティに達しません。
そうこうしていると、ハリカが中世古と持本がニセ札作りをしている現場を目撃。そのまま参加しますが、今やハリカの本当の母親のような存在になっている亜乃音は大慌て。「あなた、まだ19歳なの。自分が幸せになること考えていいの!」「もっと自分が楽しく生きることを考えなさい!」と説教をかましますが、ハリカは「良いことしても、大事な人が死ぬんだったら、悪いことしても生きててくれるほうがいい」と反論。結局、ハリカもニセ札作りに加わります。
最後は、ついにニセ千円札が自動販売機を通過。ニセ札で買ったジュースで「カンパーイ!」と喜び合い、第7話は終了です。
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