「私、絶対結婚するから!」眞子さまの決意は固いも、破局発表“Xデー”は秋篠宮殿下の誕生日?
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さて、まずは現代のアマゾンの記事からいこう。2月からアメリカのアマゾンでは、Tシャツやスマホケースなどを売り出したという。
すべて10ドル以下だが、2ドル台の商品も多くある。まだ1ドル台はないそうだが、日本の100円ショップに近い業態を、送料無料で実現したのだ。
その背景には、消費者のデフレ志向が進んでいることがある。
アメリカでも「1ドルショップ」の需要が急激に高まり、その市場規模は15年に453億ドル(約4兆8,100億円)にもなった。
そのうち、1ドル台の商品を多く並べて、7,000店舗といわれる日本の100均市場へ殴り込んでくるかもしれない。
そうなれば、デフレ脱却を掲げている安倍政権にはショックだろう。
何しろ、米アマゾン・ドット・コムが公表した前期(2017年12月)のアマゾンジャパンの売上高は、前年比10.2%増の119億700万ドル(1兆3,360億円)になるという。
しかし通販新聞によると、「米アマゾンが公開した日本事業の売上高はアマゾンによる直販分や仮想モール事業における手数料収入など日本のアマゾンの売上高となり、『マーケットプレイス』に出店・出品する他社の売り上げを含んだ日本のアマゾンの流通総額ではない。流通総額は明らかにしていないが、関係筋によると2・2兆円程度となっている模様」。
100均から高額商品まで、もはやアマゾンの快進撃を止められる企業は、日本には存在しないようである。
この記事もコラムの1本だが、その下の「事情通」という欄に、会員制月刊誌「FACTA」が、広告代理店の電通と国際陸上競技連盟のラミーヌ・ディアク前会長と交わした契約書を、フランスのル・モンド紙と組んで入手したと報じている。
この中にある契約書を見れば、東京五輪がカネで買われたことが示されているというのだ。
他誌のスクープだが、これほどの大きなニュースを、なぜ、もっと大きく取りあげないのだろう。
まさか、電通に気を使ってということではないだろうな。
大杉漣が突然亡くなった。享年66。私は漣のファンではなかったが、彼の外連味のないキャラクターは好きだった。
追悼番組、徹子の部屋でまだ40代の漣が出ていた。青年のように若々しく、サッカー好きで、母親が短距離選手だったことで、走るのは速いと語っていた。
上京したのは、フォークシンガーになりたかったためだったという。ハーモニカとギターで歌ったが、なかなかのものだった。
たけしの映画の漣はさほどいいとは思わないが、山田洋次監督の『たそがれ清兵衛』の彼は、いい味を出していた。
こういういい役者が次々にいなくなる。残念なことだ。
現代が、グラビアで大杉漣の追悼特集をやっている。これを見ていて、漣という役者は、ドラマに出るとその役になり切ることのできる人だが、やはり素顔のままがいい。
丸首シャツ(今はこういういい方はしないのだろう)の上に、文字が書かれたYシャツを羽織って、足でサッカーボールを踏んでいる。
この雰囲気が連らしくて、とてもいい。
ポストに、ラブホテルにシニアが押し寄せているという記事がある。
少し前までのラブホは、若者たちに人気があり、入って酒を飲んだり、大画面でカラオケをやったりしていて、SEXをしなくても楽しめるといわれていた。
だがその若者たちが離れ、その代わりに、シニアたちが年金支給日に、夫婦で来たりするようになっているというのである。
腰の痛い客のために介護用のベッドを導入したり、アルコール飲み放題、ボトルキープもできるラブホまであるという。
重い荷物がある時は、「運びましょうか」と声をかける。エアコンやカラオケの操作がわからなければ、部屋まで行って教えてあげる。
そのうち、腹上死したら、すぐ対応します、というラブホもできるかもしれない。
そういえば、ずいぶんとラブホにはご無沙汰している。一度行ってみたいが、相手がいないのが悔しい。
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