日テレ・山田涼介『もみ消して冬』7.1%大暴落! 登場人物が人形みたいで感情移入できず……
2018/02/13 16:00
#どらまっ子TAMOちゃん #どらまっ子 #もみ消して冬
その頃、別の女性とデートをしていた博文。実は、里子よりもグレードの高い患者の女性からアプローチされたため、里子や秀作にいい顔をしただけなのでした。
しかし、そのハイグレードな女性は、善財が仕向けた刺客。はめられた博文が呆然とし、第5話は終了です。
■キャラが心のない人形みたい
一家での何気ないやり取りの中で、主人公が一喜一憂する様子を朗らかな気持ちで眺める同作ですが、回を追うごとに内容が幼稚になっている感もあり、アラフォーの筆者には少々辛い時間に……。
何より、ストーリーと並行して、キャラクターの性格や背景がわかっていく構成だからか、キャラそれぞれの心情がよくわからない……。同じ脚本家が手掛けた同局のジャニーズドラマ『世界一難しい恋』や『ボク、運命の人です。』なんかは、主人公に人間味があり、心の動きを追うのが面白かったんです。しかし、今回はキャラたちがあまりにも“お人形”すぎて……。しかも、不要なシーンや退屈でスローなシーンも多く、時間にかなり余裕がないと、毎週見るにはキツいなあ……という印象です。
とはいえ、ネット上には「面白い」「笑える」というコメントが並び、何より数字が需要の高さを物語っていますから、客観的に見て「気楽に見られるホームコメディ」というジャンルは時代にも合っているのだろうなあと思います。その対極にあるのが、おそらく「難解すぎて、疲れる」「脚本家のひとりよがり」と指摘されている同局の『anone』なのでしょう。案の定、大コケしてますから。
というわけで、誰にも感情移入できず、上辺だけでツルツルと動いていくストーリーをポケーッと眺める『もみ消して冬』。なる早で、この主人公のことを好きになりたいです。
(文=どらまっ子TAMOちゃん)
最終更新:2018/02/13 16:00
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