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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 貧乏をネタにして大成した芸能人たち

「カマキリ食べた」「実家は他人の家の2階」……貧乏をネタにして大成した芸能人たち

『風間トオル』公式サイトより

 いまや“貧乏”は、ネタになる時代になったようだ。2月6日深夜放送の『有田哲平の夢なら醒めないで』(TBS系)にて、「実家がビンボーすぎた美女SP」という特集が放送され、モデルの梨衣奈、佐藤エリ、元℃-uteの岡井千聖、元NMB48の三秋里歩、女優の緑川静香が登場。「ウサギを捕まえて食料にしていた」「押入れをベッド代わりにし、寝ていた」「竹が家の床を突き破って生えていた」など、一度聞いたら忘れられないような幼少期の貧乏エピソードが次々と飛び出し、話題となっていた。

 まるで、「戦時中か!」とツッコんでしまいそうな貧乏エピソードを持つ彼女たち。現在は芸能界で活躍し、着々とキャリアを積んでいる。だが芸能界には、貧乏ネタを売りにして大成功を収めた芸能人は他にもいる。

 俳優の風間トオルも、その一人。幼少期は祖父母のもとで生活していたが、高齢で働けない祖父母との生活は困窮していたそう。家には時計がなく、太陽や月の位置で時間を把握していた。腹が空きすぎて、道端に生えている草や花、生きたカマキリを食べた。さらには頭が割れて大量出血した際も、傷口に唾を付けて直したなど、聞くだけで涙を流しそうになるエピソードを明かしている。しかし、そんなつらい時代を生き抜いた彼もメンズファッション誌「メンズノンノ」(集英社)でノンノ・ボーイフレンドとしてデビュー後、数々のドラマ・映画に出演し、一躍人気俳優に。

「一度、俳優としての人気が下火になりましたが、貧乏エピソードを数々のバラエティ番組で披露し、再び人気になりました。また、貧乏エピソードが世間で話題になり、『ビンボー魂 おばあちゃんが遺してくれた生き抜く力』(中央公論新社)という書籍を16年に発売しています」(芸能ライター)

 貧乏時代の苦労がいまやっと報われてあっぱれと言いたくなるような人生である。一方女性芸能人にも風間と同じように大成した人物が。その人物とはモデルでタレントのアンミカだ。

 彼女の実家は、他人の家の “2階部分”で広さは4畳一間。そこに家族7人が住んでいたというから驚きだ。しかし、その家も小学生の頃に火事に。家が火事になったと知らない彼女は、学校の校庭にある遊具に上り、火事を見ながら「あっ! 火事だ! 燃えろ~、燃えろ~」と兄弟たちと明るく歌った、というエピソードをバラエティ番組で明かしていた。

 彼女も苦労人であるが、高校卒業後、モデルになるべくパリへ留学。20歳でパリコレクションにモデルとして参加し、その後広告やCMなどに出演。現在では、しゃべりのうまさから通販番組に出演するなど、さまざまな分野で活躍。また、私生活では12年に結婚したのだが、これがスゴイ家系なのだ。

「制作会社を経営している彼女の夫は、アカデミー賞にノミネートされた映画『マネーボール』(2011年)や『フォックスキャッチャー』(14年)などを監督したベネット・ミラーの実弟です。また、そのつながりで、名だたるハリウッド俳優や女優とも付き合いがあるよう。まさに“シンデレラ”のような人生ですよね」(同)

 貧乏をネタにしている芸能人はたくさんいるが、2人のように成功を収めているのはごくわずか。『夢なら醒めないで』に出演した5人の美女たちも、成功できるのだろうか。

最終更新:2018/02/13 06:00
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