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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム > 週刊誌スクープ大賞  > 貴乃花が見せる“不気味な笑い”の正体
週刊誌スクープ大賞

相撲協会と全面抗争へ! 貴乃花が見せる“気持ち悪い笑い”の正体とは……?

 ところで、文春の秋篠宮の記事の中に、こういう場面があったので紹介しておこう。昨年8月、秋篠宮と眞子さんはハンガリーへ私的な旅行をした。

 結婚をひかえた長女と父親の水入らずの時間。ハンガリー建国記念日の祝いで花火が上がった。秋篠宮が「行くぞ!」といってホテルを飛び出していった。眞子さんもその後を追いかけて、ドナウ川の川縁の群衆の中で、2人並んで花火を見上げていたという。

 まるで小津安二郎の『晩春』(1949)の一シーンのようではないか。あの父親は男やもめだったが。

 眞子さんは今回のトラブルも、秋篠宮にすべてを話し、助言と強い支えをもらっているはずだ。他人が心配することはない。

 そういえば、私も昔、ハンガリーに遊んだことがある。その日はちょうど巨人対中日戦があり、どちらも勝てば優勝という最終戦だった。

 気になっていたので、ホテルのテレビでNHKニュースを見ようとチャンネルをひねった。放送が始まると、いきなり桑田が映し出され、「あと一球」の歓声しきりであった。巨人の勝利を確信した。

 早速、熱心な巨人ファンであるおやじに「巨人優勝、おめでとう!」と書いたFAXを送った。

 外に出て、ドナウの川に向かって「巨人の星」を大声で歌って歩いた。懐かしい思い出である。

【巻末付録】

 現代、ポストともに合併号だから、グラビアには手間とカネをかけているようだ。何しろ数が多い。

 ポストから見てみよう。

「朝比奈彩、神々しいビキニ-バラエティやドラマで活躍する9頭身女神」。これは西田幸樹カメラマンの撮影だ。ヘア・ヌードはなし。

 袋とじ第1弾は「動く富士出版-熟女専門写真集の老舗が撮っていた衝撃の60分動画」。私は見たことはないが、このところやたらと多いQRコード入力、スマホで見る動画だ。

 後半の袋とじは「現役グラドル5人の『ひとりエッチ』動画」。これもQRコード入力。今度見たら報告しよう。お次は「グラビアアイドル大戦争/グラドルスター年表1990~2018」。

 ついにこんなのまででてきた。「ゴルゴ13のSEX伝説-連載50周年メモリアル」。少しもセクシーじゃない。

「辺見えみり、20年前のセルフヌード-大反響を呼んだ元祖自撮り写真集」「伝説のお色気番組『11PM』美女のお宝ヌード」「永遠の美熟女、五月みどり-みどりさんのグラマラスなカラダ」「ピョンチャンへとどけ!ハダカのチャンピョン!-全裸でエール27体」。フーッ、疲れるね。

 現代は、「吉岡里帆、ピュア・ヒロイン-ひたむきで、まっすぐな姿」。袋とじは「あなたの街の有名マンション『本当の値段』」上下。もう一つの袋とじは「『100人100個のヘア付き女性器』-恥部と深部の関係を読み解く」。いやはやご苦労様というしかないね。

「大原優乃、こんなに大きくなりました-『ようかい体操』の女の子」「再現ドラマの女王が脱いだ!-『行列のできる法律相談所』の常連」「『アソコの毛、ぜんぶ抜く』大作戦-女子たちも知らない未知の世界」。

 とまあ、下手な鉄砲とまではいわないが、数で稼いでいるという印象は否めない。
よって今週は引き分け~。
(文=元木昌彦)

最終更新:2018/02/05 21:00
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