台湾の“美人すぎる”婦警さんに、逃亡犯も鼻血ブー! その美貌に、指名手配犯が次々自首する異常事態
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「美人警官に逮捕されてみたい」という願望は、男性なら一度は抱いたことがあるかもしれない。今回、台湾でそんな願望を実現した男が出現し、話題となった。
「騰訊新聞」(1月10日付)によると、台湾で、ある指名手配犯の男が逮捕された。男は過去に強盗を犯し、逃走していた凶悪犯だったが、台中市にある公園でホームレス同然の逃亡生活を送っていたという。だが、そんな逃亡生活は突如、終わりを告げた。
数日前、犯人が近くの交番を通りかかったところ、その中に美しい女性警官がいるのを発見したのだ。犯人は彼女に一目惚れしてしまい、女性警官に会いたい一心で、逃亡中であることを顧みず、ついに会いに行く決心をしたという。1月5日、意を決して公園を巡回中の別の警官に、一目惚れした女性警官の所在を訪ねた男。不審に思った警官は犯人を交番に連れていき、事情聴取を行ったところ、指名手配中であることが判明したのだ。
犯人は逮捕される際、警官に「刑務所に入る前に、好きになった女性警官に会いたい」と、必死に訴えたというが、残念ながらその日は非番だったため、彼女に思いを伝えることはできぬまま収監されてしまったという。その後の取り調べで、女性警官への思いについて「あの子のことを考えると、鼻血が出ちゃう。俺にとっては女神だ」と、熱い愛のメッセージを“供述”。女性警官に告白するまで諦めないとも話しており、「これから刑期を終えたら真面目に仕事をしたい」と更生を誓ったという。
今回、意図せず逃走犯のハートを射止めてしまったのは、女性警官・呉佩蓉さんという人物。実は彼女、2013年にも違法薬物の売買で指名手配を受けていた犯人が、その美貌に恋をして自首するという、今回と同じような騒動があった。台湾メディアの取材に対し、呉さんは「きっかけはどうあれ、犯人が更生してくれればうれしいです」とコメントした。
台湾では、これまでも幾度となく美人警官の存在がメディアに取り上げられている。昨年、台湾の台北警察局では市内の警察署に勤務する女性警官15人をモデルに起用したカレンダーを無料配布して大きな話題となった。美女警官の存在を強調する台湾の警察だが、その真の目的は逃走犯への自首を促すためだったのかもしれない!?
(文=青山大樹)
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