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金欠だった!? アンミカの「元マネ」逮捕で浮かび上がる、芸能プロの“ブラック体質”

TENCARAT Plume 公式サイトより

 セレブモデル・アンミカの自宅から高級腕時計を盗んだ疑いで、元マネジャーの滝口恭平容疑者(28)が、窃盗と住居侵入の疑いで警視庁高輪署に逮捕された。同容疑者は2017年12月から今年1月までの間に、東京・港区のアンミカの自宅から、夫で実業家のセオドール・ミラー氏の、100万円相当の腕時計を盗んだ疑いが持たれている。

 1月19日、アンミカと事務所の上司に盗みの疑いを問いただされると、滝口容疑者は「これです」と言って、自分のかばんから腕時計を取り出したという。警視庁は、合鍵を使って部屋に入り、盗んだとみて捜査している。

 アンミカは24日、ブログを更新し「信頼していた身近な人物のことなので、ショックを受けてはおりますが、今後も変わらず、私らしく、明るく仕事に取り組んで参ります」とコメント。滝口容疑者を知る芸能関係者は「腰が低く、勤務態度は至って真面目。そんなことをするような男には、とても見えなかった」と驚きを隠さない。

 滝口容疑者はマネジャー歴も浅く、月給は一般企業以下。金欠で悩んでいた矢先に、アンミカの自宅に転がっている高級品の数々を見て、理性を抑えることができなくなったという。

 スポーツ紙記者は「上場しているプロダクションはしっかりしていますが、それ以外のプロダクションでは、食うに困るマネジャーは多くいます。芸能界の重鎮がオーナーを務める某事務所は、月給20万円で変わらない。業界の根本的な構造を正す必要があると思います」と話す。

 他方で、今回の件をめぐっては、こんな意見もある。芸能プロ幹部の話。

「事件化することを望まず、水面下で、示談のような形で話を収めることもできた。一説には、アンミカが厳罰を望んだそうだ」

 100万円相当の腕時計に目がくらんで、人生を棒に振ってしまった滝口容疑者に同情の余地はないが、期せずして今回の事件が、以前から問題になっている芸能プロダクションの“ブラックぶり”を、再び浮かび上がらせることになった。

最終更新:2018/01/26 06:00
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