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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム > 週刊誌スクープ大賞  > “小室不倫”の文春に一家言
週刊誌スクープ大賞

元・名物編集長が“小室不倫”の文春報道に一家言「不倫を含む『スキャンダル』と『メディア批判』」が週刊誌の役割

 真屋順子という女優がいた。萩本欽一の『欽ドン』などに出て、その上品な受け答えが大いに受け、売れっ子になった。

 その後、あまりテレビでは見かけなくなったが、幸せな老後を送っているのだろうと思っていた。

 だがそうではなかったと現代が報じている。

「早く殺して!」

 そう、母、真屋順子に繰り返し懇願されたと、長男・健一郎が語っている。

 壮絶な闘病生活の末、昨年の12月28日に「全身衰弱」で亡くなった。

 始まりは00年の12月23日、ホールで司会をしている途中で突然倒れた。脳出血だった。

 真屋が目を覚ましたときは左半身が全部麻痺。数か月のリハビリで補助具で体を支えることができるようになった。

 だが、14年に脳梗塞を発症する。以来15年4月まで、脳梗塞を5回繰り返したというのである。

 なんと残酷なことを……。だが、懸命にリハビリをして、周りの者に元気を与えているという使命感があったという。

 そんな中、夫にがんが見つかり、余命1年と告げられるのだ。

 夫の葬儀の後、真屋は自宅で転倒し、骨折してしまう。その入院先で、今度は心不全が発覚し、その治療後に、今度は腹部大動脈瑠が発見されるのである。

 点滴を打っても体が受け付けない。衰弱して、後は自分の筋肉と骨を消費していくのだそうだ。

 長男は、痛みに苦しむ母親を見ていて、亡くなった時ホッとしたという。

 正直、そうだろうと思う。

 あの一世を風靡した番組で、一人上品な母親役(だったと思うのだが)を演じていた真屋順子が、これほど苦しい老後を過ごしていたのかと思うと、なんともいえないものがこみ上げてくる。

 それに比べれば、野村監督の妻・沙知代さん(85)の死に方は、うらやましい。

 起き出してテーブルに突っ伏しているので、野村が「おい、大丈夫か」と声をかけると、いつものように強気な口調で「大丈夫よ」と返事をしたそうだ。

 それでもおかしいので救急車を呼ぶと、そのまま意識を失って逝ってしまったという。

 私もよく知っているが、この2人、信じられないくらい仲のいい夫婦だった。

 野村が妻に頼り切っていた。その妻が正月を前にしていなくなってしまったのだ。

「いるとうるさいと思うけど、先に逝かれると寂しくて仕方ない。(中略)今年の年始は祝い事が一切なくて誰も来ないから、家でずっと一人でテレビを見ていた。あれほどお通夜みたいな正月は生まれて初めてだったよ」(野村)

 帰って電気が点いていないと寂しいから、電気を点けたまま家を出るという。

「夫婦間の危機は一度もなかった。いくら途方に暮れていても、女房の『何とかなるわよ』という一言で勇気づけられて救われたんです。男は弱くて女は強い。つくづくそう思います」

 夫婦というのは端から見ていてはわからないものだ。サッチーさん、私もお世話になりました。ゆっくりお休みください。

 ポストの日本最強の投資信託。積み立てNISAの対象商品は投資リスクが低く抑えられているそうだ。

 ではリスクが少ないから儲けも少ないかというと、そうではないという。

「最優秀ファンド賞」を2年連続で受賞した「ひふみ投信」は、運用益の高さを誇っているそうだ。

 08年に1万円で売り出されたひふみ投信は、現在5万3,718円で、上昇率は400%超。

 ここまではすごいが、これからもこの同じ上昇率を維持していくのは「不透明」だそうだ。

 早くいってくれればいいのに。

 ソフトバンクグループが、傘下の携帯事業会社、ソフトバンクを年内にも東証1部に新規上場させる方針を固めたという。

 30年前のNTT上場の熱狂が再び起こるかとポストが報じている。

 だが株長者を多く輩出したNTT株とはやや趣が違うようだ。「おそらく初値は公開価格を1~2割上回る程度になると考えられます」(「IPOジャパン」西堀敬編集長)。

 結局、孫正義の資金集めに加担しても、美味しいところは孫に持っていかれ、たいした儲けにはならないようである。

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