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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム > 週刊誌スクープ大賞  > “小室不倫”の文春に一家言
週刊誌スクープ大賞

元・名物編集長が“小室不倫”の文春報道に一家言「不倫を含む『スキャンダル』と『メディア批判』」が週刊誌の役割

 もし、大鵬と朝青龍が闘ったらどっちが強いのだろう。こんな夢の対決が実現する(?)かもしれない。

 大鵬の孫である納谷(17)と、朝青龍を叔父に持つ豊昇龍(18)。注目を集める2人が初土俵を白星で飾った。

 豊昇龍は押し込まれるも驚異の粘り腰で逆転勝ち。納谷は一気呵成の電車道。ともに将来は横綱を目指せる逸材だと、相撲評論家の中澤潔が太鼓判を押している。

 ところで、安倍首相がいよいよ改憲へ本腰を入れると表明した。

 そのためには、第一の難関、秋に行われる総裁選に勝たなくてはならない。石破茂や野田聖子では歯が立たないだろうが、党内の反安倍グループが、河野太郎を担ぐというウワサもある。

 何かが起こる。サンデー毎日では、小泉元総理が相変わらず「脱原発」をお題目のように唱え続けている。

 それはそれでいいことだが、その中で、次の総裁選は何が起こるかわからないとし、河野太郎は昔から原発はダメだといっている。今はそれを封印しているが、総裁選で推薦人を集められれば、「今度はわからんよ」(小泉)。

 9条改憲を急ぐ安倍には、「時間が必要だ。急いではダメ。対立してもダメだ」(同)と、まだその時期ではないといっている。

 後期高齢者になった小泉元首相の、自民党への影響力はないだろうが、息子進次郎がこれからの政局のキーマンになることは間違いない。もうしばらくは注目していたい。

 さて、ビットコインなるものが話題のようだ。自慢じゃないが、仮想通貨など私には全くわからない。

 現代によると、数日にして億万長者になる者がいるそうである。ここにも、3万円で始めたビットコイン投資で、約800万円儲けたという証言がある。

 さらに世界の潮流とは反対に、17年4月に改正資金決済法が施行され、仮想通貨の取引所が金融庁への登録制になるなど、環境整備が進んで、投資マネーが本格的にビットコインに流れ込んだという。

 ビットコインは、1日で何十万も動く。FXをやっていた連中がビットコイン投資になだれ込み、億を稼ぎ出したという成功者が続出しているそうだ。

 だが、当然ながら暴騰があれば暴落もあるのは世の習い。1月16日に、突然の暴落が始まり、すっからかんになった人間も多く出た。

 駒澤大学経済学部の中島真志教授がいうように、上位1%のプレイヤーが全体の9割のビットコインを保有しているという。

 ゆえに一握りのさじ加減で価格が左右されてしまうのである。

 まだまだ実態がよくわからないものに手を出すのは考えものだと、思うのだが。

 話はガラッと変わるが、年初から500円貯金を始めた。何かを買ったつもりで、毎日500円を100均で買った貯金箱へ入れている。

 1年経つと18万円になる。私の友人は、毎日800円貯金をして、先日、キューバへ行ってきた。

 今年の暮れに、18万でどこへ行こうか。我ながらつつましい、ささやかな楽しみである。

 その頃、ビットコインが定着していれば、投資してもいいかなとは思う。

 第9位にいこう。先日の成人の日、二十歳の春を涙で濡らした女の子たちがいた。たった一度しかない晴れの日だったのに、その日のために注文した晴れ着が届かなかったのである。

 篠崎洋一郎(55)がやっている振袖の販売・レンタルをする「はれのひ」が、こともあろうに、成人式直前に店を閉め、篠崎は、27歳の妻と子どもを連れて「とんずら」してしまったのだ。

 新潮によると、篠崎なる人物、高校を卒業して、アパレル、清掃用具レンタル会社、菓子製造販売業者と渡り歩き、03年に着物販売・レンタル業界の最大手に入社して、その後「はれのひ」の前身になる会社を立ち上げ、「はれのひ」横浜店を皮切りに、次々とオープンさせていったという。

 一時は羽振りが良かったものの、出店攻勢を重ねた結果、経営は火の車だった。結果、成人式用に何十万と払い込んでいた乙女たちの、大人への旅立ちの日を、涙で汚してしまったのである。

 今さら出てきて謝っても、取り返しがつかない。この罪は重い。

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