強そうな武将は大体トモダチ!『花の慶次』に学ぶビジネスコミュニケーション術
#マンガ #コミック #ザオリク的マンガ読み
■日本人とは思えないほどのデカさ
前田慶次は、とにかくデカいという設定です。戦国時代の男性の平均身長が157cmぐらいと推定されている中、慶次は190cm・90kgの巨漢で、普通の馬にまたがると、馬のほうがつぶれてしまうという有様。何食ったらこんなにデカくなるんでしょうか。
とはいえ、原哲夫先生の作品ですから基本的に他の登場キャラもデカイです。というか、同じキャラでも、その時のストーリーの都合に合わせて、デカくなったり小さくなったりします。また、ハリウッドスター並みに顔の彫りが深いのも特徴。肉体に至っては、日本人なのに、アーノルド・シュワルツェネッガーみたいなガチムチの武将がバンバン出てきます。こいつら絶対、主食が肉に違いありません。
■どう考えても戦国時代最強の強さ
前述の通り巨漢であり怪力を持つ慶次は、槍を振り回すだけで数十人をまとめてぶった斬ります。その破壊力は北斗の拳でいえばラオウ、キングダムでいえば王騎クラス。しかも、甲賀忍術までマスターしており、刺客が寝込みを襲って暗殺をしようとしても、ゴルゴのように目を覚まして反撃するというスキのなさ。加えて、慶次の乗る愛馬「松風」も、ゾウのように巨大で凶暴なため、それだけで敵が数十人まとめて蹴散らされます。
結局のところ、自分のポリシーを貫くにはケンカも強くないといけないってことですね!
■負けるとわかっていてもあえて戦う漢っぷり
戦国時代ってぐらいですから、そこらじゅうで戦いが起こっているわけで、それこそ勝つことがステイタス、負けはタブーなわけです。しかし慶次はそんな戦国の世でも独自の考えを持っています。
「戦ってやつは、負け戦こそおもしろいのよ!」
「ふふ、負け戦もいいじゃあないか」
……など、形勢不利な戦いでも自分の信念や友情のために、あえて向かっていく漢っぷり。しかも最終的に逆転して勝ち戦にしてしまうクレバーさまで見せつけてくれます。慶次のこういうところに戦国女子たちは惚れてしまうんですよね。見習いたいものです。
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