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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 児ポ“芋づる摘発”にテレビ界戦々恐々

ロリコンDVD販売店の顧客リストにテレビ界が戦々恐々! 「あのコメンテーターの名前があったら……」

※イメージ画像

 児童ポルノの“芋づる摘発”に、テレビ界も戦々恐々だ。昨年摘発されたロリコンDVD販売店の顧客リストの中に、あるテレビ番組のレギュラー出演者がいるというウワサがあるからだ。プロデューサーの1人は、その“裏取り”を警察担当記者に頼んだほどなのである。

 各界のさまざまな識者が日替わりゲストで出演する、ある情報番組にレギュラー出演しているコメンテーターのA氏は、かねてからロリコンのウワサが絶えない人物だった。共演した外国人女性タレントがCM中に「あなた、ロリコンのウワサは本当?」と聞いて周囲を慌てさせるほどだが、A氏は国際情勢や経済に精通する一方で、知る人ぞ知る美少女アニメファンでもあり、そのことは一切公言していないものの、一部文化人の集まるトークイベントで秘かに暴露されたことがある。

 現時点でロリコンDVDの売買に関与した確証はないが、昨年摘発されたDVDショップの顧客ではないかというウワサが飛び交っているのだ。

「もし彼がそのショップの顧客だったら、番組のイメージダウンは大きいので、起用を控えたいところですが、面と向かって聞ける話でもないのでつらいところ。いま番組プロデューサーが、親しい警察担当記者に調べさせているんです」(番組関係者)

 A氏は不定期ながら他局の別の情報番組にも出ており、同様に気がかりなテレビ関係者はほかにもいるだろう。問題のDVDショップは昨年5月、人気コミック『るろうに剣心』作者の和月伸宏が顧客であることが判明し、児童買春・児童ポルノ禁止法違反容疑で書類送検された。これで雑誌連載中の作品も休載となったほか、予定されていた映画版『るろうに剣心』のテレビ放送も中止になるなど大きな影響が出たのだが、その顧客リストが警察の手中にあるといわれている。

 9月には、児童のわいせつ画像を記録したDVDを所持していたとして、和歌山県警の20代の男性巡査長も児ポ法違反(単純所持)の疑いで、同県警に書類送検されているが、これまた、前出のリストから発覚した犯行だった。

 この話を取材した実話誌ライターによると「DVDは1枚約2,000円ですが、2016年から17年4月までの1年ちょっとの間で2億円以上の売り上げがあって、少なくとも10万枚が販売されたとみられています」という。

「顧客の数にすると延べ3万人以上になるらしく、中には政財界の大物も含まれるとか。すべてが立件できるとは限らないのでしょうが、当局はロリコン犯罪予備軍として、そのリストを今後の捜査に生かすのでは」(同)

 一説には、警察が年初から本格摘発に動きだしているともいわれるが、テレビや新聞など警察担当を持つマスコミには捜査情報が入りやすく、現在は、万が一発覚したときの悪影響を最小限に抑えるべく情報収集に奔走中というわけだ。急に番組出演の減ったコメンテーターがいれば、その疑いがあるということだろうか。
(文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)

最終更新:2018/01/20 14:00
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