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日刊サイゾー トップ > エンタメ > ドラマ  > 石原さとみが小綺麗で現実味なし!?

『アンナチュラル』石原さとみが小綺麗で“7K”にリアリティーないものの、孤独を背負うキャラクターが魅力的!

 石原さとみが法解剖医を演じるドラマ『アンナチュラル』(TBS系)の第1話が12日に放送され、平均視聴率12.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。好調なスタートとなりました。

 ドラマの舞台は、変死体の死因を究明する不自然死究明研究所(Unnatural Death Investigation Laboratory)、通称UDIラボ。年間約400体の法医解剖を行う同研究所には現在、三澄ミコト(石原さとみ)と中堂系(井浦新)がそれぞれ筆頭医を務める2チームが存在します。

 そのUDIにある日、中年夫婦が訪れます。息子・高野島渡(野村修一)が突然死したものの、警察は事件性がないと判断。解剖も行われないまま死因は虚血性心疾患(心不全)と断定されたのですが、生前の高野島は至って健康体だったため、疑問を抱いているというのです。

 担当を任されたミコトが早速解剖を行ってみたところ、心臓に異変は見つからず。その代わり、急性腎不全の症状を発見。毒殺の可能性を疑うのですが、体内から毒物は検出されません。しかし、新種の毒物が用いられた可能性もある。というわけで、ミコトは臨床検査技師の東海林夕子(市川実日子)、記録員の久部六郎(窪田正孝)を伴い、高野島の身辺調査を開始します。

 高野島の勤務先を訪れたミコトたち3人は、高野島が亡くなった翌日、同僚の敷島由果も突然死したことを知ります。しかも、高野島と由果には交際のウワサがあった。そのことを知った久部は、高野島の婚約者・馬場路子(山口紗弥加)が嫉妬に狂って毒を盛ったのではないかと疑います。路子はフィアンセの死に淡々としていて、おまけに職業は劇薬毒物製品の開発者と怪しさ満点。久部は単独で刑事ばりの調査を開始します。

 結論からいってしまえば、これは久部と視聴者を騙すミスリード。路子は純然たるシロで、高野島と由果の間にも実際には男女の関係はなかったのです。しかし、久部が入手したお菓子から、高野島がここ最近、サウジアラビアへ出張したことをミコトは知り、そこから死因がMERS(中東呼吸器症候群)であったことを発見。その結果、死に至る病原菌を持ち込んだことが世間に知れ渡り、高野島と遺族はまるで犯罪者のように批判の矢面に立たされてしまうのです。

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