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週刊誌スクープ大賞

皇室に風雲急──“雅子妃 vs 紀子妃”の壮絶バトルが始まる!?「お気持ちが否応なく高ぶるのは必定」

 さて、カヌーの日本代表候補、鈴木康大(32)が、ライバルの若手に禁止薬物を混入させ、ドーピング違反にしようとしていた「事件」は、五輪に出たい選手たちの言葉では表せないプレッシャーの凄さと、インターネット時代の怖さを見た気がした。

 カヌーの第一人者でありながら、鈴木は五輪に出場できなかった。一度引退したが、北京五輪の代表選手だった妻の父親から援助を受け、再び五輪を目指していた。

 フライデーで鈴木の知人はこう話している。

「もともと、鈴木さんはガツガツした性格ではなく、オットリした人。それだけに、周囲の期待に押し潰されて今回のような過ちを犯してしまったのでしょう」

 インターネットで簡単に禁止薬物が手に入るのも、鈴木の「邪心」を後押ししたのだろう。

 久しぶりに日曜日は、相撲中継を見た。

 日馬富士事件があったのに国技館は満員だと大新聞は驚いていたが、今場所ぐらい見どころの多い場所は最近ではないだろう。

 稀勢の里がなんとか土俵に戻ってきたし、カド番横綱の鶴竜も引退をかけている。

 そして一番の注目は白鵬である。日馬富士事件の当事者の一人で、反貴乃花の筆頭だ。

 立ち合いの張り手などは、横綱の品格に欠けると批判されている。

 だが白鵬も32歳。たしか今年33歳になるはずだ。衰えは隠せない。

 その白鵬が、どんな相撲を取るのか、相撲ファンならずとも見逃せない。

 一番手は鶴竜だった。北勝富士に頭でぶつかっていった気迫は、テレビからも伝わって来た。

 見事な鶴竜勝利。鶴竜の額に、ぶつかってできたのだろう、血が噴き出ていた。

 次の稀勢の里は、貴乃花部屋の新小結、貴景勝。両ガチンコ力士の取り組みは、貴の怒涛の押しが功を奏し、行司は差し違えたが、貴の勝ち。

 さあ、白鵬と阿武咲。明らかに白鵬に迷いが見えた。阿武咲の突っ込みに押し込まれた。

 土俵際、軽業のように体を入れ替え、勝つには勝ったが、不安を感じさせる初日だった。

 注目は、白鳳と貴景勝の一番である。貴の岩の復讐と燃える貴をどうさばくのか。または一方的に押し込まれ、白鳳時代の終焉になるのか。

 土俵上は熱いのに、場外乱闘のほうは、何やら不穏である。

 日馬富士殴打事件は、貴乃花対日本相撲協会・評議員会の泥仕合に発展してきたようだ。

 文春は、事件以来の貴乃花の応対が「著しく礼を欠いていた」と批判した池坊保子評議員会議長(元文科省副大臣)を「出来の悪い田中真紀子」と難じ、追及している。

 文春によれば、彼女は、貴乃花を理事解任より重い「部屋取り潰し」まで考えていたといわれ、貴乃花憎しの感情がむき出しだったという。

 なぜそれほどまでに憎むのかは、文春のインタビューを読んでもよくわからない。だが、「八角理事長は真面目で生一本」、白鵬の張り手には「張り手っていうルールがあるんでしょ。(中略)ある以上は『張り手した』と、ガーガー言わないで」と、協会、白鵬寄りなのが、文春にはお気に召さないらしい。

 貴乃花は大手メディアには口を閉ざしているが、週刊誌には、後援者の口を通じてかなり過激な発言を繰り返している。

 先週のフライデー(1/19号)では、貴乃花5時間インタビューをやっている。いつものお約束通り、貴乃花の支援者が、貴乃花から5時間聞いたという体裁になっているが、問題発言が山盛りだ。まず、「こんな相撲協会なら、潰して新しく作るべきだ」という冒頭の発言。

 次は、1年前の初場所、稀勢の里と優勝争いをしていた白鵬が、貴ノ岩に「星を売れ」と、付き人を通して連絡してきたというのだ。八百長の申し入れである。

 貴ノ岩は察して電話に出ず、白鵬との初対戦で白鵬を破り、稀勢の里の優勝に貢献した。

 さらに、両国国技館の改修工事で怪しいカネの動きがあった、モンゴル人力士が強姦事件を起こしたが、それを理事が奔走してもみ消したと続く。

 相撲協会を潰すというのはともかく、白鵬が貴ノ岩に星を売れといってきたという八百長疑惑、モンゴル人力士の強姦事件は、事実なら、相撲をやっている場合ではない。

 貴乃花は、堂々と会見を開いて、ことの真偽について話すべきだ。週刊誌を使って、自分の推測と勝手ないい分だけを吹聴しているとしたら、理事降格では済まない。

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