『99.9 -刑事専門弁護士-』松本潤が相変わらずの変人キャラ立ちも、タイトルでハードル上げすぎ!
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嵐・松本潤が、アクの強い弁護士役で主演を務めるドラマ『99.9 -刑事専門弁護士-』(TBS系)の第2期が14日に放送開始。平均視聴率15.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録し、好スタートを切りました。
物語の舞台は、前シーズンと同じく斑目法律事務所法務部刑事専門ルーム。そこで働く主人公・深山大翔(松本潤)のもとに、殺人容疑で勾留中の鈴木二郎(半海一晃)の無罪を証明してほしいという依頼が舞い込みます。鈴木の娘・加代(谷村美月)が、親友で元裁判官の尾崎舞子(木村文乃)を伴って来訪したのですが、その舞子は深山の調査に同行したいと言い出します。
深山と2人きりになった舞子は、鈴木の有罪は確定的で、罪を認めさせて情状酌量により刑期を軽くする方が得策であること、という本音を打ち明けます。しかし、深山は聞く耳もたず。まっさらな視点から事件を精査し始めるのです。
その事件のあらましは以下の通り。ある朝、貸金業を営む沢村和輝(ボブ鈴木)の死体が、事務所内で発見された。死亡推定時刻は、前日の20時30分頃。そして、鈴木が容疑者とされる理由は、殺害があった当日、沢村から借りた1,000万円を返済するため事務所を訪れたから。しかし、鈴木の証言では、事務所に向かったのは21時過ぎで、到着したのは21時30分頃。呼び鈴を鳴らしても誰も応じなかったため、そのまま帰ったとのこと。つまり、沢村は別の誰かに殺されたということになります。
一方、鈴木が経営する会社・鈴木テックスの社員・阿部充(長塚圭史)によれば、鈴木がその日、会社を発ったのは20時頃。阿部はちょうどその時間、会社内で取引先へ電話し、その音声記録が残っているため、確かな記憶だというのです。
また、沢村のもとへ向かう途中、鈴木は同じく鈴木テックスの社員・伊藤亜紀(新妻聖子)に遭遇。その際、伊藤に頼まれ、ゆるキャラの置物の前で写真を撮ってあげたのですが、その背景に写り込んだ柱時計が20時10分を示しているため、鈴木のアリバイは不完全なものに。さらに、借金返済が500万円までしか用意できていなかったことも重なり、疑惑が強まってしまったのでした。
しかし、独自の視点で事件を見つめ直した深山は、伊藤が写る写真のアングルがおかしいことを発見。身長160cmの鈴木が撮影したにしては、カメラの位置が高すぎることに気づいたのです。さらに、阿部が取引先に電話した際の録音テープに、雑音が紛れ込んでいることに注目。調べていくと、その雑音は、伊藤が写真を撮った場所のすぐ近くにある噴水の音であることがわかります。しかも、そのスポットでは20時から5分間しか水は噴かない。つまり、20時過ぎに会社にいたという阿部の証言は嘘だったのです。
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