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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 瑛太“番宣被り”で主演映画に明暗

瑛太“番宣被り”で明暗分けた2本の主演映画『ミックス。』と『リングサイド・ストーリー』の苦悩

(左)映画『ミックス。』 (右)映画『リングサイド・ストーリー』 各公式サイトより

「今は映画もドラマと一緒で、原作重視、タレント重視、宣伝重視の傾向が以前よりも強くなってきている気がしますね。それを目の当たりにしたのが、先日公開された映画『ミックス。』でしたよ」(映画関係者)

 新垣結衣と瑛太のW主演で話題になった映画『ミックス。』。こちらは公開から2カ月が経過するが、最終的に興収15億円を目標にしているという。

「公開日は10月21日だったのですが、実はその前の週の14日にも、瑛太さん主演の映画『リングサイド・ストーリー』が公開されていたんです。『ミックス。』は知っていても、『リングサイド~』を知っている人は、少なかったんじゃないでしょうか。どちらも主演ですが、番宣で出ていたのは『ミックス。』ばかりでしたからね」(芸能事務所関係者)

 実際、『ミックス。』は新垣結衣とのW主演で、フジテレビが制作に入り、脚本は高視聴率連発の古沢良太、配給は東宝とヒットする要素が散りばめられていた。

「その点、『リングサイド~』は、ヒロインが佐藤江梨子さんで配給が彩プロという中小の配給会社でした。なので宣伝でブッキングできる番組もお金もなかったというのが実情です。佐藤さんひとりでは弱いので瑛太さんの事務所にもお願いしたのですが、『ミックス。』を優先されたそうですよ」(広告代理店関係者)

『リングサイド~』の監督は、安藤サクラを主演に据えて数々の映画賞を獲得した『百円の恋』(14)の武正晴。実際、作品の評判は上々だが、『ミックス。』の上映が日本各地で続く中、ひっそりと公開を終了している。

「宣伝も、例えばNHKの『あさイチ』は一度番宣で出演したら1年半は出られない慣例があるので、各事務所が協力して出るのが暗黙のルールなんです。それを調整するのが宣伝担当の仕事なのですが、番宣の成否で興収が2~3割変わるとも言われています。今回のケースも瑛太さん主演ですが興収には雲泥の差が出るでしょうね。本人としては両方宣伝したいんでしょうけどね」(テレビ局関係者)

 人気俳優ゆえの悩みといえそうだ。

最終更新:2018/01/08 12:00
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