『ドクターX』独走! 月9が『逃げ恥』人気に便乗!? 『ひよっこ』脚本家作品が謎の激コケ……冬ドラマ視聴率ランキング
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今月、最終回を迎えた民放プライム帯連続ドラマを、ランキング形式で振り返ります(ビデオリサーチ調べ、関東地区/クールまたぎ除く)。
1位『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)20.7%
2位『陸王』(TBS系)16.0%
3位『奥様は、取り扱い注意』(日本テレビ系)12.7%
4位『コウノドリ』(TBS系)11.9%
5位『先に生まれただけの僕』(日本テレビ系)8.7%
6位『監獄のお姫さま』(TBS系)7.7%
7位『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~』(フジテレビ計)6.7%
8位『刑事ゆがみ』(フジテレビ系)6.5%
9位『今からあなたを脅迫します』(日本テレビ系)6.1%
10位『明日の約束』(フジテレビ系)5.7%
11位『ユニバーサル広告社~あなたの人生、売り込みます!~』(テレビ東京系)4.0%
■ツートップが15%超え!
トップはいわずもがな、米倉涼子主演『ドクターX』の第5期。「結末がわかっていても、やっぱり見ちゃうのよね~」という人が多いのでしょうね。ただ、今回は脚本に中園ミホ氏が参加しなかったせいか、薄っぺらいストーリーが目立った印象も。特に最終回は、ご都合主義展開が満載で、「シリーズ史上、最低」との声も少なくないようです。
今回は、最終回目前で主人公・大門未知子が余命3カ月の後腹膜肉腫を患っていることが判明! 漫画『ブラック・ジャック』や、ロシア人登山家(関連記事 http://tocana.jp/2015/05/post_6490_entry.html)よろしく、「ついに自分で自分を手術か!?」と淡い期待を寄せてしまいましたが、そんな尖ったシーンはありませんでした。
2位は、最終回が自己最高の20.5%を記録した役所広司主演『陸王』。筆者は、ビートたけし扮する鬼瓦権造のような役柄を演じた名優・寺尾聰に、「ありがとう!」と高級海苔とかをあげたい気持ちです。
しかし、ほぼ全ての回の山場で、決まって「エーブリデーアイリッスントゥーマイハー♪」と、Little Glee Monsterの「Jupiter」が流れていた同作ですが、これが本当に邪魔で邪魔で……。役所、志賀廣太郎、正司照枝など、いぶし銀の演技に酔いしれている筆者の心を、毎回、見事に興ざめさせてくれました。逆に言えば、「リトグリうぜー!」と思っていた視聴者ほど、このドラマにのめり込んでいたという、ある意味リトマス試験紙的なものだったとも……!?
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