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日刊サイゾー トップ > エンタメ > ドラマ  > 2017年連ドラ視聴率ランキング

『ドクターX』が朝ドラを制しトップ! フジ、日テレは惨敗……「2017年連ドラ視聴率ランキング」

 一方、民放で惨敗を喫したのは3作のフジと日本テレビだ。それでも、フジは昨年0作だっただけに、いくらかがんばった方だ。問題は日テレで、最高が綾瀬はるか主演『奥様は、取り扱い注意』の12.7%で11位。原因は明らかで、「水10」は強くても、「土10」と「日曜ドラマ」が弱すぎで、昨年も2ケタ突破ドラマが4作しかなかった。バラエティ、情報番組は好調で、今年も視聴率3冠王に向け邁進する同局だが、来年はテコ入れを図らないと、「ドラマが弱い局」との印象は変えられそうにない。いつまでもジャニーズとベッタリではまずいだろう。

 例年通りだが、NHKは大河と朝ドラ以外は今年もサッパリで、世間の話題にすらならないのはさびしいところ。

 なお、NHKを除く民放プライム帯の連ドラで、平均視聴率が5%にも満たなかったのは、沢村一樹主演『ユニバーサル広告社』(テレビ東京系)=3.99%、真木よう子主演『セシルのもくろみ』(フジテレビ系)=4.5%、小雪主演『大貧乏』(同)=4.99%の3作だった。

(文=田中七男)

 

<2017年連続ドラマ平均視聴率ランキング>
※2017年中に放送を終えたドラマのみが対象

1位 『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)20.9%
2位 『ひよっこ』(NHK総合)20.4%
3位 『べっぴんさん』(同)20.3%
4位 『陸王』(TBS系)16.0%
5位 『相棒season15』(テレビ朝日系)15.2%
6位 『コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命-3rd season』(フジテレビ系)14.8%
7位 『A LIFE~愛しき人~』(TBS系)14.6%
8位 『緊急取調室』(テレビ朝日系)14.1%
9位 『小さな巨人』(TBS系)13.6%
10位 『おんな城主 直虎』(NHK総合)12.8%
11位 『奥様は、取り扱い注意』(日本テレビ系)12.7%
12位 『警視庁・捜査一課長』(テレビ朝日系)12.2%
13位 『コウノドリ』(TBS系)11.9%
14位 『科捜研の女16』(テレビ朝日系)11.7%
15位 『警視庁捜査一課9係』(同)11.5%
16位 『過保護のカホコ』(日本テレビ系)11.47%
17位 『黒革の手帖』(テレビ朝日系)11.45%
18位 『東京タラレバ娘』(日本テレビ系)11.39%
19位 『嘘の戦争』(フジテレビ系)11.30%
19位 『刑事7人』(テレビ朝日系)11.30%
21位 『あなたのことはそれほど』(TBS系)11.25%
22位 『遺留捜査』(テレビ朝日系)11.1%
23位 『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』(フジテレビ系)10.6%
24位 『カンナさーん!』(TBS系)10.2%

最終更新:2017/12/30 14:00
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