巨人・杉内俊哉投手に“終身雇用・終身18番”の密約あった? 「“男気”村田修一は戦力外なのに……」
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たび重なる故障がありながら、プロ野球・読売ジャイアンツで来季も現役選手生活を続けることが決まった杉内俊哉投手の“異例”ともいえる好待遇のウラに、ある密約があることが判明した。
杉内といえば、相次ぐケガの影響で、ここ2年間1軍のマウンドにすら上がっていない状態にある。2015年10月に右股関節の手術を受けたところから、大きな転落が始まる。その後はリハビリを行ってきたが、今度は今年の4月に左肩を痛め、現在も復帰へのメドが立っていない。
それにもかかわらず、ジャイアンツは杉内側と来季の契約を更改。杉内は背番号はエースナンバーの「18」から変わることなく、年俸2,500万円(推定)でサインした。
その一方で、同学年でチームメートだった村田修一内野手は今季118試合に出場して打率・262、14本塁打、58打点の成績を残したが、若返りを図るチーム方針という旗印の下、戦力外通告を受けた。同時に、村田の付けていた背番号「25」は、ジャイアンツの将来を担うと目されている岡本和真内野手が来季から付けることとなった。
同い年で、同じ福岡県出身。ともにFAでジャイアンツに入団したベテラン2人の明暗が分かれた形になったが、その理由について、プロ野球関係者は「杉内投手は、福岡ソフトバンクホークスからFA権を行使し、11年12月に読売ジャイアンツへの移籍しました。その際に、ジャイアンツ側と終身雇用と背番号『18』の終身使用権を、契約の中に密約という形で入れてもらっていたようなんです。だから成績が悪くてもジャイアンツからクビを言い渡されることもないし、トレード、人的補償の対象にもならないというのです。その一方で村田内野手は同年12月に横浜DeNAベイスターズからジャイアンツに移った際に、そういった密約なしの裸一貫、男気で入団した経緯があったので、その差が今年、出てしまったのです」と解説する。
ジャイアンツを追い出される形となった村田は、いまだ新天地が決まらず、このまま引退に追い込まれる可能性もあって不安な日々を送っている。やはりプロの世界は契約がモノをいうのかもしれない。
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