清水良太郎初公判!“親バカ”清水アキラの「保釈拒否エピソード」に、法曹関係者から怒りの声
#覚せい剤 #清水アキラ #清水良太郎
10月に覚せい剤取締法違反(使用)容疑で逮捕され、起訴されたタレントの清水良太郎被告の初公判が15日、東京地裁で開かれた。即日結審し、懲役1年6月が求刑された。
情状証人には所属事務所社長の兄が出廷。年内に予定されていたディナーショー8本すべてがなくなり、多額の損害があったことや、良太郎被告に長年ついていたマネジャーが退社したことなどを証言すると、良太郎被告はこみ上げるものを抑えきれずに号泣した。
10月末に父でタレントの清水アキラが面会に訪れた時のことも明かされた。
良太郎被告は「父と兄が2人で面会室に入ってきて、保釈されるんだと思っていたら、今まで見たことないくらい父が崩れるように泣いた。その姿を見て、私はとんでもないことをしてしまったと改めて思った」と回想。父に対し「11月8日に長女の1歳の誕生日があるから、どうしても保釈させてほしい」と懇願したところ、父から「それを祝ってやれないのは誰のせいなんだ。外にマスコミが待っているから、保釈しないことを『わかった』と言ってくれないか」と諭され「(父が)泣き崩れて、2人で壁越しに手を合わせた」と証言した。
これだけ聞けば、ちょっとしたお涙頂戴エピソードに聞こえなくもないが、法曹関係者は「冗談じゃない!」と憤る。
「保釈が可能なのに、それを家族が認めないのは通常ではありえません。アキラさんは息子に罪の意識を持ってもらうためと考えているのかもしれませんが、拘置所に残る良太郎被告の衣類や朝・昼・晩の3食は国民の税金によって賄われていることを意識してもらいたい。拘置所の数も十分とは言い難く、良太郎被告が居座ることで別の部分でしわ寄せが生じている可能性もある」
同氏が最も危惧するのは、芸能人が逮捕された際、家族が「反省を促すために保釈はしない」と判断することが“当たり前”になることだという。
公判で良太郎被告は起訴事実を素直に認めながらも、自身の薬物依存については「ないと思う」と証言。検察側から「止められなかったんですよね?」と追及され「そういわれると、依存していたと思う」と言い改めるなど、薬物事犯への認識の甘さものぞかせていた。拘置所に長くいたからといって、変わるものではないのだ。
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