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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 篠原月9が『逃げ恥』のマネか

石田ゆり子に“精子提供”語らせた『民衆の敵』5.3%自己最低……『逃げ恥』的な話題性狙った!?

■なんとも心が揺さぶられない……

 シビア路線に舵を切ってから見るのがつらくなってきた『民衆の敵』ですが、今回は未亜がカメラ目線で心の声を言い放つポップなシーンが何度か。それでも、市政という地味な題材を地味に描いている印象は変わりませんでした。

 正直、智子と犬崎の対決だけで何話も進んでいくのは、なかなか苦しい……。はなからリアリティの薄いドラマなんですから、もっとアゲアゲな山場シーンがあると視聴者も見やすいのではないでしょうか? と言っても、制作サイドが描きたいのは、政治版『GTO』(フジテレビ系)でも、政治版『斉藤さん』(日本テレビ系)でもなく、日本の政治のあり方に一石を投じるような、褒められるべきドラマなんでしょうけど……。

 というわけで、視聴者離れの原因は、引き続き脚本にあるかと。ここでも何度か書いてきましたが、キャストの演技はどなたも素晴らしいんです。古田のバーターと思しき大澄も、同作を機に悪役のオファーが増えるのではないでしょうか? もっとたくさんの視聴者に、大澄を見てムカついてほしいです。

 数字同様に、内容も停滞気味の『民衆の敵』。この先、まだ月9史上では一度も見ない4%代を記録しないといいですね!
(文=どらまっ子TAMOちゃん)

最終更新:2017/12/12 23:00
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