『M-1』王者とろサーモン ブレークのカギ握るのはツッコミ村田、業界は俳優として熱視線
#お笑い #M-1 #とろサーモン
『M-1グランプリ2017』(テレビ朝日系)で優勝し、漫才日本一に輝いたお笑いコンビ・とろサーモン。すでに番組出演オファーが殺到し、売れっ子への階段を駆け上がろうとしている。お笑い関係者は、こう話す。
「特にボケの久保田かずのぶは、漫才でのクレイジーな雰囲気だけでなく、私生活でのクズっぷりも含めてトークネタが豊富。ラッパーとしても活動するほか、吉本でも随一のオシャレ芸人ということもあり、いろいろな番組に対応できる。一見するととっつきにくいタイプですが、根はマジメでスタッフ受けも良い。今回の優勝をきっかけに、どんどん売れていくでしょうね」
しかし、業界関係者が本当に熱視線を送っているのは、久保田よりもツッコミの村田秀亮のほうだという。
「芸人らしいルックスの久保田とは対照的な濃い顔でイケメンの村田は、ぱっと見芸人タイプではないということで、バラエティー番組では少々浮いてしまうこともありました。しかし、お笑いスキルは申し分なく、アドリブコントなんかも得意ですよ。あとは、ナレーションの仕事も多く、ネタやひな壇とは別の部分でも才能を発揮しています」(同)
そんな村田が期待されているのは、俳優としての活躍だ。
「Netflix限定ドラマ『火花』での漫才師役の演技は素晴らしかったと、各方面で絶賛されています。映画『牝猫たち』にも漫才師役で出演し、濃厚な濡れ場を披露。こちらもかなり評価が高い。イケメンではありますが、個性的で独特な雰囲気の持ち主なので、どんな役でもハマりそうだと、注目されているんですよ」(テレビ局関係者)
仮にバラエティーでは久保田ばかりが活躍したとしても、村田には俳優の道があるというわけだ。
「最近のお笑い界では、フットボールアワーの後藤輝基しかり、千鳥のノブしかり、ボケよりもツッコミの方が重宝されるという傾向がある。そういう意味では、とろサーモンとしても、村田にかかっている部分は大きいはず。村田の場合は、お笑いスキルだけでなく、俳優でブレークする可能性もあるわけだから、これは大きな強みだと思います」(同)
ラストイヤーでM-1チャンピオンをつかみ取ったとろサーモン。その未来は明るそうだ。
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