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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 綾瀬『奥様は~』伏線回収失敗か

綾瀬はるか『奥様は、取り扱い注意』“伏線回収”失敗か? モヤモヤ最終回に賛否

 一方、売春斡旋組織のリーダー・横溝(玉山鉄二)にはめられた優里(広末涼子)は、売春を拒否。すると、見せしめとして横溝の手下にボコられ、入院してしまいます。

 優里から事情を聞いた菜美は、横溝の事務所から優里のセックス映像など全てのデータを奪いますが、この行動に勇輝は「どうして言うことを聞かないんだ」と困惑。菜美は「自分の妻が冷たい人間でもいいの?」「あなたのために、かっこいい私でいたいだけ」と言い放ちます。

■救うのはあくまでも“町内”!

 翌日、京子(本田翼)を誘拐し、菜美に「データを持って、倉庫へ来い」と告げる横溝。菜美が映画『理由なき反抗』のジェームズ・ディーンのような動きやすい服に着替え、家を出ようとすると、勇輝が現れ「君が家に帰ってきたとき俺の姿がなかったら、もう二度と会えないもんだと思ってくれ」と別れを示唆します。

 倉庫に着くやいなや、横溝の手下たちを相手していく菜美。2本の警棒をブンブン振り回したり、金的にかかと落としをくらわしたりと大暴れ。そして、10人倒した菜美は、笑顔で「うああああああ!! ぎもぢいい!」と絶叫。もう、全く普通の主婦じゃないです。

 横溝を追い詰めた菜美は、「私たちの町から手を引け」と凄み、交換条件で横溝を見逃すことに。菜美の何がすごいって、毎度、日本を平和にしているわけではなく、あくまでもこの町内を平和にしているところ。ドイツに移住するかもしれないってときに、この激しい“町内愛”はどこから湧き上がってくるのでしょうか。

 そんなこんなで、横溝の組織はこの町から手を引き、優里の家族愛も復活。渉(中尾明慶)も浮気相手と別れて京子の元へ戻り、平和が訪れます。

 ラストは、自宅の玄関で待ち構えていた勇輝が、菜美に「動くな」と銃口を突きつけ、菜美がニヤリ。「なんというスリル。やっぱりこの人を、愛してる」という菜美の心の声が流れた後、黒い画面に「パーン!」と発砲音が響き、終了です。

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