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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 月9『民衆の敵』6.5%最低

これが「文化庁芸術祭参加作品」って……大丈夫!? フジ篠原涼子『民衆の敵』6.5%自己最低

篠原涼子

 主演の篠原涼子と今をときめく高橋一生が繰り広げる痛快市政ドラマ『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~』(フジテレビ系)。27日放送の第6話の平均視聴率は、前回から0.4ポイントダウンの6.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。残念ながら自己最低でした。

 とはいえ、期間平均視聴率は同局で放送中の連ドラでトップ。いかに今期のフジの数字がヤバイか……。

 開始当初はポップで楽しい空気が漂っていた同作ですが、最近はコメディ要素がばっさり排除され、一生のサービスカットも廃止に。この真面目路線への軌道修正は、単なるテコ入れか、それとも制作サイドが「コメディ」という体で“月9”にねじ込んだプロパガンダなのか!?

 というわけで、早速、第6話のあらすじを振り返ります。

※前回までのレビューはこちら
https://www.cyzo.com/tag/民衆の敵

■暗い……

 前回、あおば市議会のドン・犬崎(古田新太)から市長選への出馬をプッシュされた智子(篠原)ですが、「あんなおっさんに利用されたくないもん」とこれを拒否。しかし、犬崎は智子をその気にさせるため、福祉課長の富田(渡辺いっけい)とグルになり、智子が実現させたがっている“青空保育園”の新設や、駐輪場の新設、あおば市のきゅうりを名産品にする計画などが、前向きに検討され始めます。

 一方、新人市議・藤堂(高橋)の隠れ家アパートを見つけた衆議院議員の兄(山中崇史)は、デリヘル嬢・莉子(今田美桜)と「別れろ」と激怒。「藤堂家の一員として政治家になる。その覚悟ができたからこの街に来たんだろ」と説教され、シュン……。

 そうこうしていると、犬崎の腰ぎんちゃく・前田(大澄賢也)が市長選への出馬を表明。元市長の河原田(余貴美子)との演説合戦が繰り広げられるも、市民の支持率はどちらも10%ほど。7割以上が浮動票という状態です。

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