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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 西内まりやの映画に見る業界の無能さ

“ビンタ騒動”の西内まりや 大爆死『キューティーハニー』に見る映画界の無能ぶり

映画『CUTIE HONEY –TEARS-』公式サイトより

 3月に終了したドラマ『突然ですが、明日結婚します』(フジテレビ系)以降、これといって音沙汰のなかった西内まりやだが、久々にメディアで話題に上ったかと思えば、その内容は“ビンタ”。女優、歌手、タレント、モデルと八面六臂の活躍をしてきた彼女だが、どこで歯車が狂ったのか。

 西内のビンタ騒動は、11月16日発売の「週刊文春」(文藝春秋)が報じたものだ。記事によれば、所属事務所で話し合いをしている最中、事務所に不満を抱えた西内が社長をビンタし、大騒ぎになったそう。殴打された社長は、加療1カ月以上のケガを負ったという。芸能誌のライターが語る。

「西内は、SPEEDやDA PUMPらが所属するライジングに、“ゴリ押し”と言われても仕方がないようなプッシュを受け、2014年にレコ大の最優秀新人賞に輝きました。その後、次々とバラエティ番組に出演し、『10代の女子がなりたい顔の20歳以下の女優ランキング』(gooランキング)でNo.1にも輝くなど、同性人気も獲得してきましたが、昨年公開の主演映画『キューティーハニー』が大コケし、今年1月クールの月9ドラマ『突然ですが、明日結婚します』もコケて、活動がフェードアウトしていました。常識的に考えて、事務所の社長を殴打した人間をそのまま置いておく芸能プロはありませんし、西内の事務所は超大手のライジングなので、他の事務所も手を出せません。今回の一件で、西内の芸能人生は、ほぼおしまいでしょう」

「週刊文春」では、暴行を否定する西内側に対し、事務所側は「紛れもない事実」と反論。事務所側が、所属タレントに殴られたとウソをつくメリットがないだけに、西内側の不利が一層際立つが、関係者の中には西内に同情的な声もある。映画関係者が語る。

「昨年公開された西内の主演映画が『キューティーハニー』ですが、これが発表された時から、一部の関係者の間では、動員を不安視する声が上がっていました。そもそも彼女のファン層は、男子中高生や同年代の女子です。男子中高生は、『キューティーハニー』と言われても『何それ?』といった感じでしょうし、女子はお色気モノをわざわざ映画館に見に行きません。一方で『キューティーハニー』に思い入れを抱くオタク層は、西内のような勝ち気なタイプは苦手です。案の定、西内の『キューティーハニー』は大コケしました。だいたい、作り手となる中年男が、自分たちの思い入れだけで作ったような作品が当たるほど甘くはありません。橋本環奈がやった『セーラー服と機関銃』はその典型です。公開前に橋本があれだけ宣伝したにもかかわらず、記録的な大爆死に終わりました。西内も橋本も、こういった作品1本で“大コケ女優”のレッテルを貼られてしまう。彼女たちは被害者みたいなものですよ」

 元気キャラだった西内が、もう一度スクリーンで輝く姿を見ることはあるのか?

最終更新:2017/11/22 11:03
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