韓国・世界遺産エリアで“60代でも若いほう”な高齢売春婦が急増中!「本番アリで約2,000円……」
#韓国 #売春
そこには、今年9月の時点で、人口のうち65歳以上が占める割合が14.02%に達し、「高齢社会」(高齢者人口の比率が14~21%)に突入したことも関係しているといわれているが、さらに深刻なのは、高齢者の貧困のほうだという。何しろ韓国の65~74歳の相対的貧困率は42.7%、75歳以上に至っては60.2%に上っており、OECD加盟国中ワースト1位となっている。
ただ、“バッカスおばあさん”たちが売春でがっぽり稼いでいるかというと、そうでもないようだ。14年にイギリスBBCが彼女たちを取材した際は、性交渉までこぎ着けても2~3万ウォン(約2,000~3,000円)を受け取るにすぎないと報じていた。また、ある高齢売春婦は、「数万ウォン(数千円)を稼いでも、摘発されたら、その何倍もの罰金を払わないといけない」と明かしており、彼女たちがハイリスク・ローリターンな商売を行っていることがわかる。
こうした状況について、韓国老人相談センターのイ・ホソン所長は、「基礎生活受給費(生活保護)を受けられない高齢者たちは、(社会の)死角に隠れてしまっている」としながら、「一般的な売春婦たちを対象にした自立支援活動も、高齢者たちにとっては何の意味も持たない」と指摘している。
警察は、老人相談センターによる指導に力を入れているが、目の前の生活に困窮している彼女たちには効果が薄いようだ。取り締まりと処罰を強めるべきだとの声も聞かれるが、より根本的な対策が実施されなければ、結局はいたちごっこになる可能性が高いだろう。宗廟が、世界遺産の権威を取り戻す日は来るだろうか?
(文=S-KOREA)
●参考記事
・国際犯罪の温床にも…韓国人女性たちが“遠征売春”に手を出す理由
http://s-korea.jp/archives/18683?zo
・「キレる老人」急増どころか貧困率49.6%!? 日本と似て非なる韓国の“高齢者問題”
http://s-korea.jp/archives/13650?zo
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