「頭に包帯なく、柔和な表情で……」暴行被害で雲隠れの大相撲・貴ノ岩、週刊誌が撮った“現在”
#週刊誌 #元木昌彦 #週刊誌スクープ大賞
さて、健康格差というのは、東京大学大学院医学系研究科・公共健康医学専攻の近藤直己准教授によれば、住んでいる場所、所得、学歴、働き方、世帯構成など社会的な違いによる健康状態の差のことだそうである。
社会的に不利な立場の人たちのほうが、不健康な傾向にあるそうだが、そうであろう。東京23区ごとの平均寿命を見ると、その傾向が如実に表れているという。
男性の平均寿命トップは杉並区の81.9歳で、ワーストは荒川区の77.8歳。
東京23区平均寿命マップを見てみると、「西高東低」なっているのがわかる。杉並区、世田谷区、目黒区など西側は平均寿命が高く、荒川区、台東区、足立区など東側の区は低くなっているのだ。
23区のがんの死亡率(男性)を見るとワーストワンは台東区で、次が北区、墨田区、荒川区、葛飾区となっている。
「台東区のがんの割合で特に多いのは肺がんだ。『平成24年広報たいとう』によると、台東区の喫煙率は男性が43.4%と、東京都の平均31%を大きく超えている。喫煙もがんに大きく影響する。(中略)
実際、平均寿命が短い地域は、野菜の摂取量も少ない。足立区の一日あたりの野菜摂取量220gは、東京の平均299gと比べても少ない。日本一寿命が長い長野県は379gなので、その差は歴然だ」(現代)
私が住んでいる中野区は平均年収が387万円で15位、平均寿命マップでは11位で、79.6歳と真ん中あたりか。
全国で男性の平均寿命を見ると、最も長生きなのが長野県で、80.88歳。秋田県は78.22歳で平均寿命こそ青森県の77.28歳より上のブービーだが、がん死亡率、脳血管疾患による死亡率がともに全国ワースト1の「短命県」だ。
東京23区では、平均寿命が低い区は平均年収も低いという相関関係が見て取れたが、その傾向は都道府県別の平均寿命にも当てはまるという。
「長野県は年収では21位だが、15年に県の健康長寿プロジェクト研究チームがまとめた長寿1位の要因分析によると、他県に比べて就業率が高く(男性は全国5位)、高齢者就業率に至っては全国1位だった。つまり、多くの人が安定した収入を得ていることがわかる」(同)
健康格差を放置すれば、医療費や介護費の増大を招き、日本全体の国家財政をさらに圧迫する。その結果、社会保障制度の機能低下や、保険料の値上げという形で、国民全員が負担を強いられることになる。
「弱者を切り捨てるのではなく、可能な限りみんなで助け合う。国民一人一人がこの問題を共有し、社会全体を健康にしていく必要がある」(同)
安倍首相にこの記事を読ませてやりたいね。
今週の第1位は新潮のスクープにささげる。
F1といえばアイルトン・セナの顔をすぐ浮かべるが、佐藤琢磨(40)が19歳で、日本人7人目のF1ドライバー・デビューした時も、カッコよさにしびれた。
2年後のアメリカグランプリでは日本人2人目の表彰台に上がる快挙を達成。その時の写真を仕事場の机の上に飾っておいた。
その後はパッとしなかったが、2010年にインディ500を含むアメリカのインディカー・シリーズに参戦し、今年の5月に世界3大レースのひとつであるインディ500で見事優勝を果たした。
その偉業を表して8月に内閣総理大臣顕彰を授与され、先日、トランプ米大統領が来日した際、首相主催の歓迎晩さん会にも招かれている。
レース参加のため、ほとんどをアメリカで過ごしているが、日本には05年に結婚した同じ年の妻と2人の子どもがいる。
琢磨はF1の下のF3でチャンピオンになるために、00年からイギリスへ渡って参戦し、彼女も渡英して琢磨を支えてきた「糟糠の妻」だ。
さぞかし私生活でも順風満帆だろうと想像するのだが、9月30日に行われた長男が通う小学校の運動会に新潮が出かけてみると、琢磨は一人ぽつんと遠くから息子を見ていて、「家族団らんとは正反対のさみしさが感じられた」(新潮)というのだ。
さらに新潮が自宅へ回ると、1人で帰ってきた琢磨が家に入った。すると、数人の警察官が駆け付けるという騒ぎになったというのである。
世界の琢磨に何が起こったのか? その後の11月4日、琢磨が運転するクルマが都内の高級住宅街で停まると、助手席から妻とは違う女性が下りてきた。
スーパーで買い物をした女性は、近くのマンションに入り、しばらくして琢磨もそこへ入っていった。
琢磨も「火宅の人」だったようだ。件の女性は、昨年3月までTOKYO MXの『5時に夢中!』でアシスタントを務めていた内藤聡子(43)だという。
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